Daniel Casimir / 爽快でダイナミックなロンドンジャズベーシスト

Daniel Casimir Jazz
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ロンドンを拠点に活動するコンポーザー、ジャズベーシストの Daniel Casimir (ダニエル・カシミール)。

名門バーミンガム音楽院に進みコンセルヴァトワール・ジャズコースにおいてマーク・ホジソンとアーニー・ソモジ、デイヴ・ホランドらジャズベーシストのレジェンド、名手を師事し、卒業後はLonnie Liston Smithから日本人ジャズピアニスト山中千尋など多くのミュージシャンと共演。

2016年にはロンドンのYoung Jazz Musician Competitionで優勝。 2018年デビューEP『Escapee』をリリース。2019年にはNubya GarciaのデビューEP『When We Are』に参加し、以降彼女の楽曲のほぼ全てをサポートするなどサウス・ウェストロンドンジャズシーンの中でベーシストとしての地位を確立しています。

2019年女性ジャズボーカリストTess Hirstとの共作『These Days』、そして2021年には待望のソリストとしてのデビューアルバムとなる『Boxed In』をJazz Re:Freshedよりリリース。

盟友Nubya Garcia(Sax)をはじめ、 James Copus(flugelhorn)、 Al Macsween(piano)、Moses Boyd(drum)によるクインテットと、曲によりオーケストレーションを融合させたダイナミックでいて爽快感のあるサウンドを展開しています。

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Daniel Casimir : レビュー

Safe, Pt.1 

アルバムタイトルでオープニングカット。壮大なオーケストレーションとMoses Boydの躍動感のあるドラムス、Nubya Garciaらしい力強いサックスソロに、それらをしっかりと土台で支えるDanielのベースが溶け合う爽快ダイナミック・ロンドンジャズ!

Get Even (feat. Ria Moran)

Nubiyan Twistでも活躍しているボーカリストRia Moranをこのアルバムでは3曲フィーチャー。

Live at Jazz re:freshed

長年のコンビ、Tess HirstとのデビューEP『Escapee』からの楽曲ライヴ。キーボードにはJoe Armon-Jonesが参加していますね。

爽快でダイナミックなロンドンジャズベーシスト、 Daniel Casimir(ダニエル・カシミール)でした。

2021年にはこのアルバムに加え、JAZZ FMアワード『INSTRUMENTALIST OF THE YEAR』も受賞しており、飛躍の年になったと言えるでしょう。