Bob Moses / ギターサウンドとエレクトロニックサウンドの華麗なる融合

bob moses Electronic
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カナダ、バンクーバーを拠点とするJimmy Vallance(ジミー・ヴァランス)とTom Howie(トム・ハウイー)によるエレクトロニックプロデューサーデュオ、 Bob Moses (ボブ・モーゼス)。

2012年にニューヨーク、ブルックリンのアンダーグラウンドシーンにおいて、エレクトロニックとオルタナティブを組み合わせた実験的なサウンドのEP『Hands to Hold』をリリース。

2014年よりロンドンのインディロック、エレクトロニックの名門レーベル、Domino Recordingと契約し放たれたアルバム2015年『Days Gone By』が、クラブファンにもロックミュージック・ファンにも魅力的なサウンドとして大きな評価を得て、そのアルバムの中からのヒットシングル『Tearing Me Up』が第59回グラミー賞ベストダンスレコーディング賞にノミネートされ、ポルトガル系アメリカ人DJ、RACによるリミックスでは ベストリミックスレコーディング賞(非クラシック)ウィナーを獲得。

叙情的で深みのあるなソングライティングと、クラシカルでムーディーなギターリフを基調としたオルタナティブロックとアンダーグラウンドなエレクトロサウンドの融合で、非常に独創的な世界観を構築していて、2020年8月には6曲入りアルバム『Desire』をリリース。

このアルバムはタイトル通り『欲望』をコンセプトとしていて、「自己認識がないと、欲望はかなり破壊的になる可能性があります。私たちは自分の欲望を調べ、それを考慮に入れることで自己認識しようとしています」「ピンクフロイドやナインインチネイルズなどのバンドのコンセプチュアルな世界、そのような作詞と現代のエレクトロニックミュージックの流れを組み合わせている」と二人は語っています。  

2022年3月には5枚目となるスタジオアルバム『The Silence in Between』をリリース。『Desire』や『Battle Line』のアプローチをよりエッジーに、シャープに引き締まった、筋肉質なインディーダンス、エレクトロが展開されています。

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Bob Moses : レビュー

Love Brand New

The Silence in Between』より2曲。迫力のある印象的なギターサウンドによるBob Mosesらしい渋めのインディダンス。

Believe

脈動するシンセとダイナミックな展開、ハウイーのボーカルが一体となるエキサイティングなエレクトロチューン。

 

 

Desire 

チャイニーズ系アメリカ人プロデューサー、ZHUとのコラボレーション作による『Desire』のアルバムタイトルトラック。

このMVはインタラクティブストリーミング会社のEkoのプラットフォームにより視聴者は『Pleasure(喜び)』と『Pain(痛み)』の世界感をボタン一つで切り替えることができるようになっていて、鼓動するハートを燃える火に、口紅を弾丸に、喜びを絶望に操ることができます。

▼インタラクティブビデオはこちら▼

 

The Blame

アルバム『Desire』よりもう一曲。The Blame=非難、欲望の中で行われたアクションからの痛み、コントロールを失っていることや魂を得なかったこと、テクノロジー主導の時代における落とし穴について表現したもの。

 

Enough to Believe (Jamie Jones Remix)

2018年アルバム『Battle Lines』からの人気曲。オリジナルのダークさも良いですが、このリミックス版の淡々としたグルーヴ感とややクラシックなビートトラックが◎

 

What A World

Louis The Childの新作アルバム『Here For Now』に収録されているBob Mosesとのコラボ作。

▼Louis The Childの記事はこちら▼

Louis The Child / 突き抜ける未来型エレクトロニック・ポップ
シカゴ生まれのエレクトロニック・ポップデュオ、 Louis The Child (ルイス・ザ・チャイルド)。エレクトロニックという枠組みにはいるものの、独創的で、とりわけ『自由さ』が際立っていて、実験的なサウンドが多いのに、キャッチーでポップな印象を与えるという、非常にユニークで魅力的な存在のクリエイターです。

 

Tearing Me Up 

2015年『Days Gone By』より、グラミーノミネート&受賞の、ギターサウンドとエレクトロニックサウンドの華麗な融合、タイトなトラックがシブい彼らの代表作。

まとめ

ギターサウンドとエレクトロニックサウンドの華麗なる融合、Bob Moses(ボブ・モーゼス)でした。

アンダーグラウンドなサウンドメイクと、コンセプチュアルなアルバムプロダクションはクール且つ通好みな内容!