【2022】 魅惑の アジアン・シティポップ 17選

アジアン・シティポップ Pop
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魅惑の アジアン・シティポップ“と題して、ここでは日本をはじめアジア各国で作成されているシティポップを特集します。

ここ数年続いているシティポップブームですが、The Weekendの”Out Of Time“に亜蘭知子の”Midnight Pretenders“のメロディが使用されたことで、またここにきてブーム再燃といったところでしょうか。

欧米メジャーアーティストやDJたちに取り上げられることも珍しくなくなってきた日本のシティポップですが、フューチャーファンクやヴェイパーウェーブの流れから韓国のDJ、Night Tempoらによって日本のシティポップがサンプリングされたことがブームの源流であるところからも、アジアでこそシティポップの影響力が多大であることが伺え、現に多くのアーティストたちが日本のシティポップに影響を受けたであろう楽曲を数多く輩出しています。

今回はそんなアジア各国でリリースされている現代シティポップの中からサクラタップス音楽部視点でピックアップした17曲をご紹介します。

日本をはじめ、韓国、中国、台湾、タイ、マレーシア、インドネシアの魅惑のシティポップの世界を堪能ください。

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【2022】 魅惑の アジアン・シティポップ

DÉ DÉ MOUSE & YonYon – Step in Step in

日本人プロデューサー遠藤大介によるソロプロジェクト、DÉ DÉ MOUSE(デデマウス)とソウル生まれ、東京育ちのシンガーYonYon (ヨンヨン) のコラボレーション。日本人らしい緻密なでキャッチーなサウンドプロダクションにキュートなYonYonの韓国語ボーカルがオリエンタルな雰囲気を出していますね。

sangdei – Moonshine

東京を拠点に活動する現役大学生シンガーソングライターsangbei。ロマンティックなシティポップベースのサウンドに洗練されたボーカルが素晴らしいこれから要注目のアーティストです。

桐生ちあり – PINK

女性アイドルグループ・re:miawのメンバーとしても活動する桐生 ちあり(きりゅう ちあり)のソロ作。どこか80年代アイドル感漂うシティポップ。

YUKIKA(유키카) – Tokyo Lights

韓国で活動する静岡出身の日本人シンガー、YUKIKA(ユキカ)。思いっきりど真ん中狙いのアニメ系シティポップ。

 

YUNHWAY – Goodbye Boy

韓国、ソウル出身のシンガー兼ラッパー、YUNHWAY 윤훼이(ユンフェイ)。気持ちの良いグルーヴ感と哀愁のメロディに、ハスキーなYUNHWAYのボーカルが非常に魅力的なミッドチューン。

 

나히 (Nahee) – City Drive

韓国のシンガーソングライター、나히 (ナヒー)。 2019年デビュー『Blue City』以降、正統派現代シティポップともいうべき、80年代ジャパニーズシティポップリバイバルな楽曲をリリースしています。

 

ONER – Night

中国シンガーユニットONER(坤音四子)より。80年代の中華系ポップスのオリエンタルで哀愁のある雰囲気を残しつつ現代風にアレンジされたチャイナシティポップ!

 

zc木蘭 – 月光

広州出身上海育ちのシンガー兼ラッパー、zc木蘭(ムーラン)。70年代~80年代の香港や台湾のポップミュージックをベースにしたヒップホップを得意とするアーティスト。哀愁あるオリエンタルメロディが泣かせます。

 

A Si – 好啦 feat. CHAI

上海出身女性シンガー、阿肆(英語名:Asi)。世界でも注目を浴びる日本の4ピースガールズバンド、CHAIとの日中コラボ!

 

馬念先 & 9m88 – 你朝我的方向走來

台湾、台北を拠点にする男性シンガーソングライター馬念先(Ma Nianxian)と女性ネオソウルシンガー、9m88ことジョアン(Tang Yuqi)のコンビによるちょっとコミカルなモダンチャイニーズネオソウル。

 

Rattana – Hello Ocean

タイの人気シンガー、Rattana(ラターナ)と日本のバンドLucky Tapesの高橋海をフィーチャーしたオメガトライブ的チョッパーベースの夏仕様シティポップ。

 

Chocolate Kit – จำฉันได้หรือเปล่า Feat.T-Rex

タイのトロピカル系バンドユニット、Chocolate Kitによるレトロな雰囲気のシンセと打ち込みが光るメロウシティポップ。

 

Pastel Lite – Hello Sayang feat. Naza The Times

マレーシア、クアラルンプール出身の男女デュオ、Pastel Life(パステル・ライフ)。ヴェイパーウェーヴ文化に影響を受けたという、レトロ感と多層的でエフェクティブなサウンドプロダクションにアンニュイで魅力的なボーカルの組み合わせ。

Diskoria & Adinda – Bersinar Bersamamu

インドネシアのDJデュオDiskoriaと女性シンガーAdindaDwimadasariによる夏のシティドライブに聴きたくなるようなシャカタク系トロピカルディスコな雰囲気漂うレトロ・ダンスポップ。

 

MALIQ & D’Essentials – Bertemu

インドネシアのジャカルタ出身のジャズとソウルミュージックをベースにした6ピースバンド、MALIQ & D’Essentials(マリク&ディエッセンシャルズ)。聴き易くレトロな雰囲気漂う80年代風のアナログなシンセポップ。

Tiara Andini – Gemintang Hatiku

弱冠20歳のインドネシアの人気アイドル、女優、シンガーのTiara Andini(ティアラ・アンディニ)。伸びやかでキャッチーな現代インドネシアン・ポップス!

 

Ginger Root – Loretta

最後は番外編。カリフォルニアのアジア系シンガーソングライター、Ginger Rootによる70年代の日本の歌謡番組を模したMVだけでなく楽曲としても完成度抜群な一曲!

 

まとめ

魅惑の アジアン・シティポップ 17選でした。”シティポップ“という言葉自体が非常に概念的なものなのでどこまでをシティポップいうのかは曖昧ではありますが、解釈広めで取り上げてみました。

それぞれの国々の魅力的な音楽シーンも伝わったのではないでしょうか。アジア各国ももっと掘ってみると魅力的な世界が広がっていそうですね。

タイのインディポップシーンもそんな魅力にあふれていますのでこちらもチェックしてみてください。

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