Back to 90’sと題して90年代のR&Bシーンを年ごとに振り返っていきたいと思います。
このページでは1990年、1991年、1992年、1993年、1994年、1995年、1996年続き、1997年のR&Bソングからこの年を象徴する10曲をセレクトしています。
いよいよ90年代も後半となり、今までのコンテンポラリーR&Bを牽引してきたプレイヤーたちが2000年代の主役へと徐々に入れ替わりが見られる時期となりました。
前年96年にシーンへのブレイクスルーを果たしたTimbalandが盟友であるMissy Elliottのデビューアルバムを支え、ビヨンセ擁するDestiny’s Childがデビューしたのもこの年。
そしてなんといってもErykah Baduの登場によりネオソウルシーンの確立とそれ以降のR&Bシーンにおいてもその手法、アプローチに大きな影響を与えることになります。
一方、UKからジャミロクワイがアシッドジャズシーンを超えた人気(特に日本)を獲得。
90年代的R&Bも健在ではあるものの、LSGの”Curious“、Keith Sweatの”Just A Touch“、Az Yetの”Hard To Say I’m Sorry“などなど、70年代~80年代のディスコ、ソウル、ポップカバーが多くあり、中には秀逸なカバーもあるもののどこか行き詰まり感が否めない印象でした。
また、ヒップホップとの融合(というのか?)はさらに進みヒップホップMCがフィーチャーされるのが当たり前の様相を呈してきます。
それでは1997年ベストソング10選です。
- 1997年 R&B ベストソング 10選
- #1 Erykah Badu – Other Side Of The Game
- #2 Erykah Badu – On & On
- #3 Usher – You Make Me Wanna…
- #4 Destiny’s Child – No, No, No Part 2 feat. Wyclef Jean
- #5 Janet Jackson – Got Til It’s Gone
- #6 Missy Elliott – The Rain (Supa Dupa Fly)
- #7 Jamiroquai – Virtual Insanity
- #8 Nuyorican Soul – Runaway
- #9 Jhané – Crush
- #10 Tony Toni Toné – Let’s Get Down
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#1 Erykah Badu – Other Side Of The Game
#2 Erykah Badu – On & On
#3 Usher – You Make Me Wanna…
#4 Destiny’s Child – No, No, No Part 2 feat. Wyclef Jean
#5 Janet Jackson – Got Til It’s Gone
#6 Missy Elliott – The Rain (Supa Dupa Fly)
#7 Jamiroquai – Virtual Insanity
#8 Nuyorican Soul – Runaway
#9 Jhané – Crush
#10 Tony Toni Toné – Let’s Get Down
【Back to 90’s】 1997年 R&B ベストソング 10選でした。いかがでしたでしょうか。
いよいよ佳境、次回は98年を振り返ってみたいと思います。