The Jack Moves / 海辺のニューアーク・ジャックスウィング・ソウル

The Jack Moves Neo-Soul
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ニュージャージー出身のモダン・ヴィンテージソウル・デュオ、 The Jack Moves (ザ・ジャックムーヴス)。

ファルセット・ボイスのシンガー/ギタリストのZee Desmondes(ジー・デスモンデス)とドラマーのTeddy Powell(テディ・パウエル)は、マンハッタンのローワー・イースト・サイドでスケボー仲間として知り合い、カーティス・メイフィールド、デルフォニックス、ボビー・コールドウェルなどの70年代~80年代のソウル、AOR、R&Bへの情熱と、90年代のヒップホップへの親しみで好みが合致し意気投合。

Ice Cubeのサンプルネタ満載ヒップホップ・クラシック『Jackin’ For Beats』にちなんだThe Jack Movesとしてニューアークを拠点に活動開始。

ノーザンソウルの隠れた名曲、The Ledgendsの『A Fool For You』のカバーで2010年デビューし、2015年に初のフルレングスとなるセルフタイトルアルバム『The Jack Moves』をリリース。

Mayer HawthorneCurtis HardingLeon Bridgesらが台頭した2010年代のネオ・ヴィンテージソウル・ムーヴメントの最中にあり、このアルバムもその時代、ムーヴメントを代表する作品になっています。

2018年の『Free Money』では前作をより熟成させたより深みのある伝統的なソウルへのアプローチから、ディスコへの展開。

2022年10月14日にリリースされた3rdアルバム『Cruiserweight』では前2作のいいとこどりのような、甘く切ないヴィンテージソウルをメインデッシュに、時々ファンクやスムースなディスコで彩りを添えた、心がほんわかと温まるような極上モダン・ヴィンテージソウルアルバムになっています。

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The Jack Moves : レビュー

Cruiserweight』より3曲。ハロルド・メルヴィン&ザ・ブルーノーツあたりの甘美なフィリーソウル感が抜群な糖度高めのロマンティック・ミッドテンポバラード。

 

The Jack Moves – Lionel Richie 

名前からして、あのライオネル・リッチーのことを唄ってるってことでしょうが、相変わらずのヴィンテージ感とフレッシュ感のバランスが絶妙な、マイケル・ジャクソン『Off The Wall』系グルーヴィ・サウンド。

 

Curtis MayfieldからBobby Caldwellまでをミックスしたような巧みなサウンドに、ほどよいポップ感と現代的なセンスを上手く取り入れたこの二人ならではのブレンディング。おススメ。

 

実質的なデビュー曲と言っても良い、彼らの名前が世に知れ渡った2014年作品。ダイナミックなストリングス使いと展開、ファルセットボイスによるゴージャス感のある仕上がり。

 

60年代~70年代スウィートソウルそのまんま、古き良きアメリカ!って感じですね。

 

海辺のニューアーク・ジャックスウィング・ソウル、The Jack Moves (ザ・ジャックムーヴス)でした。

3rdアルバム『Cruiserweight』はかなり完成度の高いモダンヴィンテージ・ソウルアルバムではないかと思います。これを聴いてて思ったのは、これをエンタメ側に究極に振ったのがあのブルーノ・マースとアンダーソンパークシルクソニックですね。