Ari Lennox / 煌めくアメリカンネオソウル・R&B

Ari Lennox Neo-Soul
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ワシントンD.C.出身のシンガー・ソングライターCourtney Shanade Salterのステージネーム、 Ari Lennox (アリ・レノックス)。

2009年頃よりインディペンデントでSound Cloudなどの音楽アップロードを開始し、ミックステープ『Five Finger Discount』、『Ariography EP』、『Bound』を経て2015年には、Omenの”Sweat It Out“へのフィーチャー出演や、J.ColeのレーベルDreamvilleのコンピレーション『Revenge of the Dreamers II』の目玉曲 “Backseat“の出演を通じて、そのDreamvilleと初の女性アーティストとして契約。

J.Coleのバックアップのもと、2016年同レーベルから『Pho EP』、2019年にはファースト・アルバム『Shea Butter Baby』を発表。ビルボードのトップR&Bアルバム・チャートで7位のヒットになったことは記憶に新しいところ。

その後、グラミーノミネートにもなったアルバム『Revenge of the Dreamers Ⅲ』への出演でより注目を浴び、数多のR&B女性ボーカリストの中でもしっかりと地位を確立してきた感があります。

2022年9月には2ndアルバム『age/sex/location』をリリース。先行カットの”Pressure“はAdult R&B SongsでNo1を獲得するなどその勢いは継続中。

アダルトで落ち着いたトラックに透き通るようなクリアなボーカルが魅力のAri Lennoxをレビューしていきます。

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Ari Lennox : レビュー

Apple Music限定版のカバーがホリデー シーズンを前に全プラットフォームで公開。Ari Lennox版「私のお気に入り」。控えめな感じが上品でお気に入りです。

 

初期のエリカバドゥを想起するジャジーなネオクラシックソウル。

 

Smif-N-Wessun”Wrekonize“でも使われたNew York Port Authority”Home on a Rainy Day“のベースライン使い。こういう90年代的セレクトもなかなかのものです。

 

Pressure

アトランタのボス、Jeemaine DupriプロデュースのクラシカルなトラックはShirley Brownの1977年作”Blessed Is the Woman (With a Man Like Mine)“からの引用。

 

Lucky Dayeとのコラボ。しっとりと甘いスタイリッシュなミディアムスロウ。

 

2019年アルバムからのタイトルトラック。ヴィンテージ感とヒップホップを融合した現代アメリカン・ネオソウル。

 

煌めくアメリカンネオソウル・R&B、Ari Lennox (アリ・レノックス)でした。

90年代のR&Bファンにもスッと馴染める、流行りの音とは一線を画しつつも回顧主義にならないほどよいブレンディングと若いファンでも惹きつけるスタイリッシュなアダルトコンテンポラリーがバランスよく同居しています。

両方を上手く取り込んだアルバム『age/sex/location』はなかなかの秀作です。