ブリティッシュ・モダン・ソウル・・・、大人の香り漂うヴァイヴを奏でるイギリスのベテランヴィンテージ・ソウルバンド、 Stone Foundation (ストーン・ファウンデーション)。
2000年前半から活動をスタートし、スタジオアルバム制作→ライブツアー→スタジオアルバム制作を精力的に続けています。
同じイギリスの伝説的ソウル・ポップ・ロックバンド、The Style Council(スタイル・カウンシル)のPaul Wellerとの親交、コラボレーションも多く、アルバム「 EVERYBODY, ANYONE 」では、Paul Wellerの所有スタジオ、ブラック・バーン・スタジオで収録。
ゲストは同じスタイル・カウンシルからなんとMick TalbotとSteve Whiteも参加、さらにはThe Average White BandのHamish StuartやThe Blow Monkeys(なつかしい!)のDr Robertも参加と、かなりパワーアップした豪華な顔ぶれでの演奏を聴かせてくれます。
2020年『Love Is Enough』、2022年4月には10枚目となるアルバム『Outside Looking In』をリリース。
こちらもPaul Wellerが全面バックアップしており、Stone Foundationらしいグルーヴ感あふれるソウルサウンドをさらにゴージャスに、そしてメロウにバランスよく仕上げられていて、これは最高傑作なんじゃないか!?と思わせる充実ぶりです。
Stone Foundation : レビュー
Now That You Want Me Back w/ Melba Moore
『Outside Looking In』より。
70年~80年のディスコクイーン、メルバムーアを迎えてのスタイリッシュ・ダンシンググルーヴ。
Soon You’ll Return
『Outside Looking In』のアルバムオープニング。美しいコーラスと、Kool &The Gang”Summer Madness”を想起するような静かな立ち上がりが、このアルバムの期待をグッと膨らましてくれています。
The Light in Us (feat. Laville)
2020年『Love Is Enough』より。Acid Jazzレーベルのソウルシンガー、Lavilleをフィーチャーした直球のUKソウルサウンド。
Freedom Starts!
こちらも2020年『Love Is Enough』より。ジャミロクワイをよりアダルトにしたようなファンキーチューン。
Standing On The Top
2018年作アルバム、「EVERYBODY, ANYONE」からのファーストカット。重厚なベースラインとストリングス&ホーンが奏でるブリットソウル。
Next Time Around
おススメ。美しいギターの音色が印象的なシンプルでいてダンディズムを感じるソウル。
Beverley
アルバム「A LIFE UNLIMITED」より、ことらもどストレートなヴィンテージソウルでイイですね!
Carry the News
スタジオセッションのジャジートラック。Paul Weller, Mick Talbot and Steve Whiteをフィーチャーした、さながらスタイルカウンシルの様相。このまま”Shout To The Top”演奏してほしい!
Your Balloon is Rising feat. Paul Weller
前作「STREET RITUALS」から、Paul Wellerをフィーチャーしたメロウ・ヴィンテージ・ソウル。若かりし頃のスタイリッシュさはないけど、ダンディな男前ですね。
まとめ
Stone Foundation (ストーン・ファウンデーション)でした。
チャラチャラ感が一切ない、大人なブリット・ヴィンテージソウルですよね、一人で聴き込みたい音楽です。メイヤーホーソーンやジョーダン・ラケイとも相性良さそう。アメリカやオーストラリアとの違いを感じながら一緒に聴くのもありですね。