ノルウェー、オスロ出身でベルリンやNYを拠点に活動するボーカリスト、コンポーザーの Charlotte Dos Santos (シャーロット・ドス・サントス)。
ノルウェー人の母とブラジル人の父を持ち、フラメンコ、サンバ、ボサノバを聴いて育ち、名門ボストンのバークリー音楽大学でジャズを学び(2013-16年)、コンテンポラリーライティングとプロダクション、ボーカルジャズパフォーマンスで音楽学士を取得。
その後スペイン、バレンシアで1年間地中海音楽のアレンジを学び、スペイン中世の歴史と芸術を研究後、ドイツベルリンを拠点に音楽制作活動を開始。
その音楽性はジャズ、フォーク、ラテンアメリカ、ネオソウルがミックスされた、中庸でありながらも彼女のそのバックグラウンドが個性的に反映されたヒプノティックで美しいアートポップです。
2017年にソロ・デビュー・アルバム『Cleo』をリリースし、ノルウェーのメディアを中心に世界的に好評を博し、Alexander AndersonやTheo Clockerら新鋭ジャズプレイヤーとのコラボレーションでも活躍。
NYブルックリンに拠点を移し、2022年10月14日に約5年振りとなる2ndアルバム『Morfo』をリリースしています。
Charlotte Dos Santos : レビュー
Angel in Disguise
流れるような気持ち良いストリングスと思慮深いボーカルに、ピアノのエンディングがドラマティック。
Hello Hello
ラテン音楽のバックグラウンドを感じさせながらも独自の音楽へと昇華しているジャンルニュートラルな曲。
Patience
エレガントに流れるグルーヴにスピリチュアルを感じるボーカルが魅力的なオーガニックソウル。
Red Clay
前作、『Cleo』からの代表曲。Freddy Hubberdの”Red Clay“の有名なベースライン使いのジャジーネオソウル。
ノルウェイジャン・ラテン・アートポップ、 Charlotte Dos Santos (シャーロット・ドス・サントス)でした。
ジャンル的にはジャズ、ネオソウル、ラテンに近いようでどこにも収まらない、まさにジャンルニュートラルな作品でそこが非常に魅力的ですね。
アルバム『Morfo』に関しては、「自分には表現したい側面がたくさんあり、音楽を通して表現する方法がたくさんあるといつも感じていた。だから私はただ遊び心を持とうとしていたのです。あえて、ハッピーでもっとダンスっぽいものを書いてみたかった」と言っており、ファンク、サンバ、ソウル、クラシックなど幅広いジャンルからインスピレーションを得たエレガントでハッピーなネオソウル~ポップになっています。