アンディ・プラッツを中心にロンドンをベースに活動する5ピースバンド。爽やかで洗練されたポップスセンスを持ち合わせているネオ・ソウル・コレクティブとして、ここ日本でも人気の高い Mamas Gun (ママズ・ガン)。
名前の由来はErykah Baduの同名タイトルアルバム「Mama’s Gun」からとったもの。
2008年にリリースされたシングル”Pots Of Gold”が各方面で話題となりブレイク、その後も一貫して爽やかで洗練された抜群のポップスセンスが光る楽曲をリリースし続けています。
中心人物のアンディ・プラッツはショーン・リーとのプロジェクトとして当ブログでも紹介した Young Gun Silver Fox としても活動したり、他のバンドメンバーも韓国のシンガー、シン・ヒョシンや日本のシンガーの山下智久、Every Little Thing、イギリスのシンガー、リサ・スタンスフィールドへの楽曲提供やスタジオ・ライヴサポートを行うなど、かなりマルチに活躍しています。
Mamas Gunとしてのアルバムは2009年『Route To Riches』でデビューし、2022年4月には5作目となる『Cure The Jones』をリリース。
デビュー当時から貫かれている爽やかでスウィートなメロディとポップセンスに、50年代~60年代ドゥーアップソウルのエッセンスが優しく溶け合うセンス抜群、極上のネオソウルを聴かせてくれます。
ではそのMamas Gunからおススメ曲をピックアップします。
Young Gun Silver Fox の記事はこちら。
Mamas Gun : レビュー
Good Love
2022年『Cure The Jones』より、70年代ニューソウルのフレイバー漂うグルーヴィーなイントロからヤラれるママズ・ガンワールド。
Mamas Gun – Pots Of Gold
代表作。Mayer Hawthorneを思わせるヴィンテージソウル感と敷居の高さを感じさせないポップ感が混在するメロウソウル。
Red Cassette
彼らの真骨頂とでもいうか、インディポップとソウルを高い次元で融合させたこのセンス、サビのリフレイン、サイコーですね。
Cheap Hotel
MVがそう思わせるのか?ジャミロクアイ的UKっぽさを感じるポップ・ファンクチューン。
You Make My Life A Better Place
アルバム「Golden Days」から。シンプルでストレートなピュア・ニューソウル!
I Need A Win
原点回帰的な70年代っぽさがたまらないヴェルヴェットな雰囲気のメロディアス・ソウル
This Is The Day
ダニー・ハザウェイやマーヴィン・ゲイを思わせる70年代ヴィンテージ感が全体を包み込む心和むピュア・ネオソウル。
まとめ
爽やかで洗練されたネオ・ソウル・コレクティブ Mamas Gun でした。
こうやって振り返ってみると、UKっぽさ全開のヴィンテージ&爽やかソウルは、Jamiroquaiもそうですが当ブログでも紹介している、Stone FoundationやLack Of Afroともリンクしているなぁと思いました。
是非そちらの記事もチェックしてみてください。