ロサンゼルスを拠点にするシンガー兼チェリストの、 Kelsey Lu (ケルシー・ルー)。
2016年に教会で録音されたEP『Church』、2019年デビューフルアルバム『Blood』をリリース。
アンビエントでアーティスティックな音楽性およびパフォーマンス、そしてファッションセンスはSolangeやBlood Orangeなどのミュージシャンだけでなく、ファッション業界からも熱い視線が注がれている。
日本でもファッションブランドや小田原文化財団江之浦観測所でのパフォーマンス、あるいはライブ開催などで来日しており、徐々に名前が知られる存在になってきています。
そのジャズ、ポップ、ソウル、ブルースから1970年代のオーガニックなフォークまで拡がるユニークな音楽観をみていきましょう。
Kelsey Lu : レビュー
Kelsey Lu – I’m Not In Love
10CCの名曲、”I’m Not In Love“をフレッシュにカバーしつつ、中盤から実験的なアレンジで展開。
Kelsey Lu – Foreign Car
Jamie xxプロデュースのトリップホップ+前衛的なソウルのスタイルはSolange、Sudan Archives、FKA Twigsを見ているよう。
Kelsey Lu – Due West
Rodaidh McDonaldとSkrillex制作によるダウンエレクトロビートとR&Bの要素をあわせもった人気曲。
Kelsey Lu – Morning After Coffee
朝の目覚めに聴きたいオーガニック/アンビエント。
Performance
ジルサンダー表参道店でのオープニングイベント~Dazed+Gcciのコラボパフォーマンス~RedBullプレゼンツ・ハリウッド私邸でのパフォーマンス(これおススメ)。
まとめ
孤高のチェリスト・シンガー、そしてパフォーマーとしても目を離せない存在、Kelsey Lu(ケルシー・ルー)でした。
Esperanza SpaldingやSudan Archivesなど弦楽器+シンガー&前衛的なパフォーマーの系譜として、これからも注目していきたいですね。