“80年代洋楽”の中から今でもイケる、MTV全盛時代の名曲ポップスを集めてみました。
この年代の曲はどうしても「懐かしい!」「当時を思いだす!」みたいな情緒的な想いで選んでしまいがちですが、単純に懐かしいだけでなく今の音楽シーンの視点から見ても遜色ない、違和感ない曲をサクラタップス音楽部視点でセレクトしています。
当時のMTVでもよく流れていたポップスヒットソング中心の17選。
リアルタイムで聴いていたひとには懐かしさと共に今でも胸張って聴いてください。当時を知らないひとは今のシーンのルーツ的な音楽として聴いてみましょう。
ちょっと長いですが、お付き合いください!(年代は順不同)
- 80年代洋楽 MTV全盛時代名曲ポップス 17選
- #1 Level 42 – Lessons In Love (1987)
- #2 The System – Don’t Disturb This Groove (1987)
- #3 Wham! – Club Tropicana (1983)
- #4 Simply Red – Holding Back The Years (1985)
- #5 Joe Jackson – Steppin’ Out (1982)
- #6 The Blow Monkeys – Digging Your Scene (1986)
- #7 Sting – If You Love Somebody Set Them Free (1985)
- #8 Bruce Hornsby – The Way It Is (1986)
- #9 The Human League – Human (1986)
- #10 Spandau Ballet – True (1983)
- #11 Cyndi Lauper – True Color (1986)
- #12 Culture Club – Time (1982)
- #13 Crowded House – Don’t Dream It’s Over (1986)
- #14 Daryl Hall & John Oates – One On One (1982)
- #15 Fine Young Cannibals – She Drives Me Crazy (1988)
- #16 Edie Brickell & New Bohemians – What I Am (1986)
- #17 The Style Council – Shout To The Top (1984)
- まとめ
80年代洋楽 MTV全盛時代名曲ポップス 17選
#1 Level 42 – Lessons In Love (1987)
イギリスの人気フュージョン・ポップ・
リーダーでベース/メインボーカルのマーク・キングによるベースプレイと、サビへの展開がなんとも美しい大ヒット曲。
Level42のベスト盤はこちら
#2 The System – Don’t Disturb This Groove (1987)
The Systemのアルバムはこちら
#3 Wham! – Club Tropicana (1983)
ワム!の中でも屈指のオシャレサウンド。
ラテンのリズムとGap Bandにインスパイアされたというベースラインを融合させたグルーヴ感は、天才的なまでに完成された極上ポップ。撮影地はこの時代のスペイン、イビザ島。
またバックコーラスはスタイルカウンシルでも活躍したディー・シー・リー。
Wham!のベスト盤(The Final)はこちら
#4 Simply Red – Holding Back The Years (1985)
ブリティッシュソウル・ポップバンドとして長きにわたって活躍するSimply Redのデビューアルバム、『Picture Book』から。
ボーカルのミック・ハックナルの声、ピアノを基調としたアンサンブル、管楽器、すべての調和がとれた永遠の名曲。
1stシングルかと思ったら4thシングルなんですね。そのぐらいインパクトありました。
Simply Redグレイテストヒッツはこちら
#5 Joe Jackson – Steppin’ Out (1982)
イギリスの鬼才マルチプレイヤー、Joe Jacksonのアメリカでの大ヒットアルバム、『Night and Day』からのヒットシングル。
チープなリズムマシーン、ピアノ、ジョー・ジャクソンのボーカルコントラストがどこか妖艶であり魔訶不思議な都会の夜の世界観を醸し出していました。
Shawn Leeやファンタスティック・プラスティック・マシーンなど多くのカバーも出ていますね。
Joe Jacksonのベスト盤はこちら
#6 The Blow Monkeys – Digging Your Scene (1986)
イギリスのブルーアイドソウル~ポップバンド、The Blow Monkeysのアーバンメロウなヒット曲。
フロンマンであるドクター・ロバート筆頭に、どこかニューウェーヴバンドの佇まいですがジャジーで洗練された大人ポップを展開していました。80年代的カッコよさ。
The Blow Monkeysのベスト盤はこちら
#7 Sting – If You Love Somebody Set Them Free (1985)
The Policeでの成功を引っさげ単身アメリカに乗り込んでの記念すべきソロデビュー作。
スティングの気合の入ったパフォーマンス、バックはベースにダリル・ジョーンズ、キーボードにケニー・カークランド、ドラムにオマー・ハキム、そしてサックスにブランフォード・マルサリスという豪華ジャズミュージシャンを起用。
当時も度肝を抜くカッコ良さでした。
Stingのベスト盤はこちら
#8 Bruce Hornsby – The Way It Is (1986)
クラシック、ジャズ、ブルース、ポップそして90年代のグレイトフル・デッドでの活動などジャンルレスなピアニストとして知られたブルース・ホーンズビーが80年代にThe Rangeというバンドを率いての最初の曲。
美しく印象的なピアノフレーズで始まるサウンドは、どこか当時の流行りのものとは一線を画す存在感がありました。
ヒップホップのサンプリングソースとしてもよく使われていて、2Pacの”Change“が有名ですね。
Brues Hornsbyのベスト盤はこちら
#9 The Human League – Human (1986)
イギリスのニューロマンティック系シンセポップバンドとして人気だったヒューマン・リーグ。
バンドの方向性の停滞からの脱却を図り、ジャネット・ジャクソンのプロデュースで名を挙げたプリンス一派のR&Bプロデューサーチームであるジャム&ルイスをプロデューサーにむかえて、一気にブルーアイド・ソウルの名曲に。
今聴いても全く色褪せない名曲ではありますが、レーベル主導だったこのプロジェクトは皮肉にもバンド崩壊へと突き進んでしまうことになります。
Human Leagueのベスト盤はこちら
#10 Spandau Ballet – True (1983)
イギリスのニューウェーヴ系バンド、スパンダー・バレエのポップチャートおよびアダルト・コンテンポラリーチャートでもヒットした代表曲。
小気味よいギターリフが印象的な誰もが聴いたことのある曲ではないでしょうか。
90年代にこの曲を使ったP.M. Dawnの『Set A Drift On Memory Bliss 』がヒットしたことでリバイバルヒットしましたね。
Spandau Balletのベスト盤はこちら
#11 Cyndi Lauper – True Color (1986)
80年代ポップの女王、シンディー・ローパーの中でも『Time After Time』と双璧をなすバラードソング。
でもやはり、このソウルフルに歌い上げるシンディのパフォーマンスでトゥルーカラーに軍配。
Cyndi Lauperのベスト盤はこちら
#12 Culture Club – Time (1982)
80年代を代表するビジュアル系バンド、カルチャークラブの中でも『ミス・ミー・ブラインド』と並んで屈指のエモ系グルーヴィ・メロウチューンであり、カルチャークラブの(個人的)イチオシソング。
いつ聴いてもカッコイイ。
Culture Clubのベスト盤はこちら
#13 Crowded House – Don’t Dream It’s Over (1986)
オーストラリアのロックバンド、クラウデッド・ハウスの代表曲。
特にサビが印象的なメロディアスな大人のロックバラード。今回の紹介の中ではR&B/ソウルのエッセンスを取り入れた曲が多いですが、この曲は純粋なロック/ポップですね。
2015年にアリアナ・グランデとマイリー・サイラスがカバーしていますが、そちらもおススメ。
Crowded Houseのベスト盤はこちら
#14 Daryl Hall & John Oates – One On One (1982)
80年代を代表するR&Bポップデュオといえばやはりホール&オーツ。名曲ばかりで迷いますが、やはりこのアーバンメロウの決定版。
永遠に色褪せない名曲です。
▼ホール&オーツの記事はこちら▼
#15 Fine Young Cannibals – She Drives Me Crazy (1988)
イギリスのポップバンド、FYC(ファイン・ヤング・カーニバル)の大ヒット曲。
印象的なギターリフ、覚えやすいコーラスのポップ感と当時のR&Bのエッセンスを巧みに取り入れた、当時は新時代の曲のように聴こえてました。
日本ではホンダ「シビック」のCMで使われていましたね。やっぱりホンダか!
Fine Young Carnibalsのベスト盤はこちら
#16 Edie Brickell & New Bohemians – What I Am (1986)
アメリカのロックバンド、エディ・ブリッケル&ニュー・ボヘミアンズの代表曲。
印象的なギターリフとユニークなメロディ、エディ・ブリッケルのキュートなボーカルが頭の中でリフレインする極上ポップソング。
Brand Nubian 『Slow Down』のサンプリングソースとしても有名ですね。
Edie Brickell & New Bohemiansのアルバムはこちら
#17 The Style Council – Shout To The Top (1984)
ポールウェラーとミックタルボット、スティーヴホワイト、ディー・シー・リーによるUKのポップバンド、スタイルカウンシル。80年代オシャレソングの鉄板曲。
日本でもTV番組「とくダネ」のオープニングに使われていたりと、人気の曲ですね。
当時も意識高い系の人々やアパレル系(当時の言葉で死語;ハウスマヌカン)の間で、スタカン愛聴者が多くいました。
The Style Councilのベスト盤はこちら
まとめ
80年代洋楽 MTV全盛時代のヒットソング17選でした。「定番曲」から「久々に聴いた!」曲まであったのではないでしょうか。
▼もっと懐かしいの聴きたくなった!という人はこちらがおススメです。▼
▼シャーデーはこちらをチェック▼