甘い歌声と70年代を想起させるクラシックで美しいサウンドで、違いの分かる大人のソウルファンを魅了するLA出身のシンガーソングライター/マルチインストルメンタリスト、” Joey Dosik “(ジョーイ・ドシク)。
同じLAの型破りなDIY系ソウルバンド、” Vulfpeck “(ヴァルフペック)にもたびたび登場し演奏や歌を披露したり、カナダの鬼才、Mockyのバックバンド務めていたりとかしていますが、ソロでも2月に「The Game Winner-EP」のリリース、そして2018年8月24日に初フルアルバム「 Inside Voice 」がリリースされます。
今年に入ってソロでの活動が活発になってきました。
この人はなんというか、素敵なソウルですね。 「素敵」という言葉が似合う“ブルーアイドソウル”です。当ブログでも紹介したJordan RakeiやMayer Hawthorneに近いですが、ほど良いクラシック感は性別の違いはあれど、Raveenaのほうが近いような気がします。
<Raveenaの記事はこちらから>
Review(レビュー)
Inside Voice
ここ近年で最高峰の極上スィート・ブルーアイドソウル。イイですね!イイ!ソウル好きには堪らない、上品で鳥肌ものの展開ではないでしょうか。
Don’t Want It To Be Over feat. Coco O
レトロ感漂うヴィンテージソウル。VulfpeckでもフィーチャーされていたデンマークのプロジェクトQuadronのボーカル、Coco Oをフィーチャー。
Running Away
「オトナのスマート・ブルーアイドソウル」ですよね。その表現がぴったりきます。
VULFPECK – Running Away feat. Joey Dosik, David T. Walker & James Gadson
こちらはVulfpeckのバージョン。ギターに David T. Walker、ドラムにJames Gadsonを迎えたレジェンドセッション!
Game Winner
ピアノフレーズが印象的なビター・スウィートソウル。彼はバスケ好き(LAレイカーズのファン)のようです。
まとめ
大人のスマート・ブルーアイドソウル、 Joey Dosik でした。抑え気味のソフトな歌声もより上品さを際立たせています。Jordan Rakei、Jamie Isaac、Mac Ayresあたりもと一緒に聴いてほしいシンガーです。