デトロイトに生まれ、現在ロサンゼルス在住のシンガーソングライター、マルチインストゥルメント、プロデューサー、エンジニア、ミキサーであるChristian Berishaj (クリスチャン・ベリシャジ)のソロプロジェクト、 JMSN (ジェイムソン)。
オルタナティヴ/パワーポップグループのLove ArcadeやChristian TV でのバンド活動を経て、2012年より現在の本格ブルーアイド・ソウル路線であるJMSNへと移行した経歴を持ちます。
「ヒッピーR&B」と名付けられた音楽スタイルを提唱し、Prince、Fiona Apple、Radiohead、Phil Collinsなどのアーティストの影響を受けて、2012年1月にデビューアルバム“Priscilla”をリリース。
この“Priscilla”は多くのアーティストの注目を集め、Tyga、Kendrick Lamar、The Gameなど人気ラッパーとのコラボレーションが実現。その後のアルバムでもJ.Cole、Ab-Soul、Kaytranada、Ta-kuなどの多くのアーティストとのコラボが話題を呼び、北米、ヨーロッパ、オーストラリア、等で高い評価を得ています。
同じブルーアイド・ソウルカテゴリーでいうところのMac AyresやJordan Rakeiのようなオーガニック感よりも、Mayer HawthorneとThe Weekendを足したようなクラシカルでコンテンポラリーなサウンドと、ダークさとセクシーさを兼ね備えたJMSNのキャラクターが特徴。
Review(レビュー)
So Badly
「Velvet」からのファーストカット。70年代ソウルのようなレトロモダンでスモーキーな大人のブルーアイド・ソウル!
Talk Is Cheap
こちらも「Velvet」より。”So Badly”路線でより気怠くレイドバックしたトラックがグッド。
Real Thing
こちらも「Velvet」からの3カット目。クラシカルなトラックのミディアムチューン。
Inferno
JMSNらしい70年代~80年代風レトロモダンなグルーヴィディスコチューン。
Hypnotized
アルバム「It Is」より、珍しくレゲエテイストな一曲。
Ta-ku – Love Again (feat. JMSN & Sango)
お気に入り。オーストラリアのヒップホップ系トラックメイカー、Ta-Kuとのコラボによる愛の賛歌。
Evil Needle – Worry (feat. JMSN)
フランスのエレクトロニック系トラックメイカー、Evil Needleとのコラボ。Love Againと同系のゆったりと広がりのあるトラックにJMSNの哀愁のあるボーカルがマッチするサクラタップスのBGMとしてもよく使われている一曲。
まとめ
セクシーさとダークさをまとった”ヒッピーR&B”なブルーアイド・ソウル、 JMSN でした。
ブルーアイドソウル好きは必須で押さえておきたいアーティストですね。