ロンドンを拠点とするRebekah Pennington(レベッカ・ペニントン)と Rebecca Wilson(レベッカ・ウィルソン)の白人シンガーデュオ、 Ekkah (エッカ)。
同じ「レベッカ」繋がりで「マドンナ好き」で気が合い親友となったキュートな二人組が志向する音楽スタイルは、マドンナの初期、1stアルバム「Burning Up」にも通じるようなディスコポップであり、そこから現代的に派生したエレクトロファンク。しかも結構本格的で、LAの現代エレクトロファンクの第一人者、Dam Funkの強力バックアップも実現。
オールドスクールなディスコポップやエレクトロファンクのトラックと、彼女たちの瑞々しいボーカルの相性はそれはそれで新鮮ではあるものの、ビジュアル的にももっとメジャーなサウンドの方が売れるんじゃないか?と勝手に心配してしまいますが、個人的にはこのアプローチは大好きなので全く問題ないんですけどね。
2014年「Last Chance to Dance – EP」でデビュー、その後はシングルを散発的にリリースしています。フルアルバムが待ち遠しい!
レビュー
Ekkah – Last Chance To Dance
彼女たちのブレイクのきっかけになったデビュータイトル曲。クラブ映えしそうな程よいポップス感が備わったエレクトロR&Bチューン。
Ekkah – Can’t Give It Up
Midas HutchとLucky Soulが交ざったようなロックのようでありファンクだったり、カラフルなエレクトロポップ。
Ekkah x Dâm-Funk – Space Between Us
デイム・ファンクっぽい骨太なエレクトロファントラックに彼女たちのキュートな歌声が乗ると、たしかにマドンナの「Burning Up」を現代アップデートしたよう。
Ekkah x Dâm-Funk – What’s Up
よりデイム・ファンク寄りに作られたディープなLAマナーなエレクトロファンクの世界。
エレクトロファンク好きにはこちらがおススメ。
Ekkah – Small Talk
レトロなシンセが鳴り響く、どこかLittle Dragonを思わせる軽快グルーヴなガールズ・ディスコチューンといった感じ。
まとめ
エレクトロファンクなガールズデュオ、 EKKAH (エッカ)でした。Dam Funkにしても、ヨーロッパ勢だとDabeullなんか特にそうですが、どちらかというとバタ臭くクセが強い人が多いエレクトロファンク界にとってはまさに「華」ですね。