【洋楽で勉強】 名曲で覚える 初心者英語 活用術5選

初心者英語 洋楽ライフ
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洋楽をただただ聴いているだけでは、なかなか英語が理解できたり会話ができるようにはなりませんよね。かといって歌詞を調べて翻訳してみても、ふぅ~ん、といった感じで終わってしまいます。

筆者もそのクチでして、ここはもっと歌詞をかみ砕いて会話として『使える部分』を抽出してみようかと思い立ち、英語上級者のお友達にお願いし洋楽の名曲の中から初心者でもカンタンに覚えられそうな歌詞をピックアップして活用例を挙げていきたいと思います。

 

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Des’ree – You Gotta Be

94年Des’reeの大ヒット曲。90年代UKソウルの最高峰ともいうべき優雅でポジティブで洗練された楽曲です。

会話で使えそうなところ・・・

“You Gotta Be~”「どんな自分にだってなれる」というメッセージをポジティブに歌い上げている歌詞ですね。

一人称でI Gotta Be~でも使えそうです。

  • I gotta be tough 「賢くなれる」
  • I gotta be stronger 「強くなれる」
  • I gotta be cool 「クールになれる」ですね。

Got toはhave got toの形で使われ「~する必要がある」「~しなければならない」「~がある」を意味します。

  • I gotta go.(もう行かなきゃ)
  • I gotta tell you something. (あなたに話したいことがある)
  • I gotta new Car. (新しい車を買った)
  • Gotta cigarette? (タバコ持ってる?)Have you gotの略

カジュアルな表現ですが、便利に使えそうです。

 

Bonnie Raitt – I Can’t Make You Love Me

スライドギタリストの草分け的存在でもあるBonnie Raitt(ボニー・レイット)の1991年全米最高18位のスローバラードの名作。邦題は『夕映えの恋人たち』。

この曲は結構カバーも多くありまして、ジョージ・マイケルタンクアデルボン・イヴェールなど、大物たちがそれぞれの個性でしっとりと歌い上げていて面白いです。

歌詞は

Turn down the lights, turn down the bed
Turn down these voices inside my head
Lay down with me, tell me no lies
Just hold me close, don’t patronize – don’t patronize me
灯りを消して眠りにつく
脳裏の声を消そうとするの
私と一緒に寝て 嘘は言わないで
抱きしめて欲しいだけ
冷たくあしらったりしないで

と続きます。引用;https://sentimentalblvd.exblog.jp/238378003/

会話で使えそうなところ・・・

冒頭歌詞の“Turn Down” は、

「音量や光量を弱める」「オファーや、依頼を断る」等、複数の意味なので、

  • Would you mind turning the music down? (音量を下げて貰えませんか)
  • Can I turn down that air conditioning? (エアコンを弱くしてもよろしいですか)
  • I turned down the job offer.(仕事の依頼を断った)

なんて使い方ですね。

 

Bill LaBounty – Livin’ It Up

ウィスコンシン州出身のシンガー、Bill LaBounty(ビル・ラバウンティ)の82年作品。AORカテゴリーを代表する名曲として語り継がれています。

会話で使えそうなところ・・・

題名にもなっている“Livin’ It Up“、発音は「リヴィダ」が近いでしょうか。

Live it up“は、『散財』の意味もありますが、大きく解釈すると、人生大いに楽しもうよ!という意味。

  • Life is too short, not to live it up a little.(人生は短いんだから、もっと楽しまなくちゃね)
  • it’s your birthday today, so let’s live it up!(今日はあなたの誕生日だから、大いに楽しみましょう! )

みたいに使えそうです。『ソー・レッツ・リヴィダ!』なんて会話で言ってみたいですね。

 

Swing Out Sister – Breakout

言わずと知れたSwing Out Sisterの86年大ヒット、タイトル通り彼らのブレイクアウト=出世作。親しみやすいポジティブな曲調とボーカルのコリーン・ドリュリーの透き通るような歌声が魅力的でした。日本でも非常に人気の高い曲ですね。

会話で使えそうなところ・・・

通常のBreakoutは、突発的に起こる、暴動、喧嘩、戦争など争いに使われますが、「道を切り開く」という意味合いでもよく使われます。

  • I’m afraid that war will break out. -戦争が起こりそうで怖いね

好ましい事が起こる場合にも使われます。

  • Celebrations broke out in the streets of NYC as Bidens wins election. -バイデン氏の勝利で、ニューヨークの街中は、祝福が沸き上がった

といった感じでしょうか。「何かを打ち破る」「何かを起こす」というときに使えそうです。

▼スウィング・アウト・シスターの記事はこちら▼

Swing Out Sister / おすすめ7選【オシャレ・ポップデュオ】
80年代から活躍し、イギリスを代表する日本でもおなじみのオシャレ・ポップデュオ、 Swing Out Sister (スウィング・アウト・シスター)。40年近いキャリアに嫌味のない音楽性、心地良いオシャレさを保ち続けている素晴らしいグループ。

 

Diana Krall – Autumn In New York

カナダ出身の女性ジャズ・ピアニスト、シンガーで5度のグラミー受賞を誇る90年代以降最も活躍した女性ジャズミュージシャン、Diana Krall(ダイアナ・クラール)の2020年作は、1934年に書き下ろされたジャズのスタンダードナンバーとして人気の高い名曲「Autumn In New York(ニューヨークの秋)」。

会話で使えそうなところ・・・
  1. Autumn in New York, why does it seem so inviting? - ニューヨークの秋は、なぜこんなに魅力的なのだろう 
  2. Glittering crowds and shimmering clouds  in canyons of steel They’re making me feel I’m home -街ゆく煌びやかな人々, キラキラと光る雲 鉄の峡谷で(5番街、タイムズスクエアのこと?) NYの全てが、僕は故郷にいると、感じさせてくれる

という歌詞があります。それぞれ見ていくと・・・

  1. Inviting 魅惑的な、the act of inviting someone=誰かを誘う事という意味合で、とても魅力的なという意味でも使います。 NY is an inviting city. : NYは、また来たくなる街です。
    inviting dish 魅惑的な、美味しそうな料理
  2. Glitter, shimmering 化粧品では、グリッター、シマーと、カタカナ英語としてもよく使われています。
    「キラキラした」「ツヤツヤした」なんて表現で使えそうです。The Moon is Shimmering Today:今日は月がキラキラしてるね

ちなみに、”Glitter“は光を受けて常にキラキラしているもの、”Shimmering“は光が(しばしば急速に)変化しておこるキラキラ感(メガネの縁がキラッと光るみたいな)のときに使うようです。

 

【洋楽で勉強】 名曲で覚える 初心者英語 活用術5選 : まとめ

【洋楽で勉強】 名曲で覚える 初心者英語 活用術5選でした。

歌詞(ボーカル)も音楽の一部として聴いてしまいがちな筆者ですが、ちょっとだけでも歌詞の意味合いを実際の会話に繋げてみると、英会話の教材としてたくさんヒントがあることに気付かされますね。

これを機にオンライン英会話の無料体験でもしてみようかな・・・。