Swing Out Sister / おすすめ7選【オシャレ・ポップデュオ】

Swing Out SisterNeo-Soul

80年代から活躍し、イギリスを代表する日本でもおなじみのオシャレ・ポップデュオ、Swing Out Sister(スウィング・アウト・シスター)

1985年結成なのでかれこれ、もう30年以上活躍している大ベテランですね。

元々は3人組でしたが、2ndアルバム制作中にドラムのMartin Jackson(マーティン・ジャクソン)が脱退。それ以降はキーボードのAndrew “Andy” Connell(アンディ・コーネル)と、ボーカルのCorinne Drewery(コリーン・ドリュリー)の形で現在に至ります。

個人的にですがやはりデビューアルバムが非常に印象的。

ちょうどSade(シャーデー)Worlshy(ワークシャイ)Basia(バーシア)などイギリスの新たな潮流(いわゆるセカンド・ブリティッシュインベイジョンといわれるもの)の中で、ブルーアイドソウルを基調としたオシャレなクロスオーバー、ポップとアンディ・コーネルの爽やかな歌声が実に新鮮で、初期ヒット3作「Break Out」「Surrender」「Twilight World」はリアルタイムで聴いていたキミもアナタもボクも、みんな間違いなく好きな曲なんじゃないでしょうか。

その後も、”Forever Blue“、”Am I The Same Girl?“、”La La (Means I Love You)“等々、デビューからのスウィング・アウト・シスターらしさが失われることなくヒット曲をリリースしています。

そして2018年最新作「Almost Persurded」もスウィング・アウト・シスターらしさはそのままに、30年以上のキャリアを感じさせる落ち着きのあるスタイリッシュなジャズ、ネオソウルベースの大人のポップスを聴かせてくれます。そしてなにより、コリーン・ドリュリーの透き通るような歌声が衰えてない!そこが素晴らしい!

 

Swing Out Sister : Review(レビュー)

Whitch Wrong is Right?/ I wish I knew

最新作「Almost Persurded」から。落ち着きのあるスタイリッシュでジャジーな仕上がりでBGMとしても活躍しそうですね

Swing Out Sister – Which Wrong Is Right?
Swing Out Sister – I Wish I Knew

 

Something Deep In Your Heart

しっとりとした大人の雰囲気漂うジャズラウンジっぽいつくりですね。

Swing Out Sister – Something Deep In Your Heart

 

 

ここからは往年の名曲をご紹介していきましょう。

Swing Out Sister – Surrender (Stuff Gun Mix)

個人的に一番思い入れのある曲。そしてこの”Stuff Gun Mix”のイントロが素晴らしくカッコ良い。ジョン・サーケルのトランペットがグルーヴィに響き渡るアーバンクロスオーバー。当時のFMラジオでもよくつかわれていましたね。

Surrender (Stuff Gun Mix)

 

 

Twilight World

Surrender系のドラマチックな展開のアーバンポップ。今聴いても全く色褪せないメロディアスな展開。イントロでは東京駅の放送案内が使われています。

Swing Out Sister – Twilight World (Official Video)

 

 

Breakout

誰もが知ってる代表作で彼らがブレイクした曲。グラミーノミネート作品。

Swing Out Sister – Breakout (Official Video)

 

 

Am I the Same Girl

オリジナルを凌駕するカバーは沢山ありますが、その中でも「これカバーじゃないよね。スイング・アウト・シスターのものなんじゃない?」と勘違いするほど、このグループにピッタリとハマる曲。1968年 Barbara Acklinの名曲をオシャレにカバー!

Am I The Same Girl?

 

 

Now You’re Not Here

1996年作。織田裕二と常盤貴子が主演した日本のドラマ『真昼の月』の主題歌になったことで日本では特に人気の高い曲でした。

Now You're Not Here

 

 

スウィング・アウト・シスター : まとめ

いつの時代も変わらないオシャレ・ポップデュオ、Swing Out Sisterでした。ホントにこの人たちは不変で嫌味のない、心地良いオシャレさを保ち続けている稀有な存在ですよね。アルバム全体的に年相応な落ち着きと、往年のポップさを程よくブレンドした昔からのファンも聴きやすい内容になっています。

きっと古さを感じさせない過去の名作も改めて聴きなおすのも良いのではないでしょうか。ということでベスト盤がおすすめ。

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