Private Agenda / 退廃的で官能的なアヴァン・エレクトロ・ポップデュオ

Private Agenda Electronic
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Sean PhillipsとMartin Aggroweからなるロンドンとベルリンを拠点にするエレクトロニックポップデュオ、 Private Agenda (プライベート・アジェンダ)。

バレアリックサウンド、アンビエントといったアトモスフィアな雰囲気に、煌びやかなエレクトロニカやギターポップが重なり合う退廃的で官能的なアンビエント・ポップ、あるいはアヴァン・エレクトロ・ポップといったような音作りが特徴。

2015年『Deja Vu』でデビューし、2019年『Île de Rêve』でアルバムデビュー。

様々なエレクトロ系インディレーベルから作品をリリースしており、Tuff City KidsやAndy ButlerらのリミックスワークやParcelsやPark Hotelとのライヴ・ツアー、バレアリック系のコンピレーションアルバムへの参加など、ヨーロッパクラブ・アンダーグラウンドシーンを中心にファンを魅了しています。

2022年4月には通算3枚目となるアルバム『A Mannequin』をリリースしていますのでここでレビューしていきたいと思います。

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Private Agenda :レビュー

A Mannequin』から3曲。アルバムからのオープニング。Japanese Breakfastをダウナーに退廃感を出したようなドリームポップ。

 

Toro y Moiのチルウェーヴ感とBullionのノスタルジックなエレクトロポップが融合したような、アルバムの中では比較的ポップな作品。

 

印象的なシンセのオープニングから始まる官能的で洗練されたアヴァンポップ。

 

2019年作のお気に入り曲。煌びやかなシンセが気持ち良い、80年代バレアリックのノスタルジック感とポップ感がうまく融合されたシンセポップ。

2018年作EP『Affection』より、こちらも80年代のニューウェーヴを彷彿とさせる洒脱感がイイ!

 

退廃的で官能的なアヴァン・エレクトロ・ポップデュオ、Private Agenda (プライベート・アジェンダ)でした。

アルバム『A Mannequin』は先進的なエレクトロニカとソフトでソウルフルなポップが高次元で融合する作品となっています。