シンガー/ピアニストのDuncan Wallis、ギタリストのPete BroadheadとDaniel Spedding、ベーシストのRobin Richards、ドラマーのAndy Proudfootからなるイギリス・マンチェスターのエレクトロ・アート・ロック・バンド、 Dutch Uncles (ダッチ・アンクルズ)。
5人は大学時代に知り合いバンドを結成、トーキング ヘッズ、XTC、ザ スミス、フィールド ミュージック、ティアーズ フォー フィアーズ、キング クリムゾン、ケイト ブッシュらに影響を受けたUKインディロック~ポップを展開しており2008年セルフタイトルアルバム『Dutch Uncles』でデビュー。
その後インディロック系アーティストを数多く抱えるインディレーベル、Menphis Industriesと契約しWild BeastsやParamoreらのツアーサポートを経て4枚のアルバムをリリースしています。
2023年に3月には6枚目となるアルバム『True Entertainment』のリリースが決定、そのアルバムの先行シングルが数曲リリースされており、今回はYellow Magic Orchestra、Prince、Steely Dan、Ennio Morricone、The Blue Nile、Kate Bush、Roxy Music からインスピレーションを得たようで、確かに80年代エレクトロポップからニューウェーヴやソフトロックが融合されたノスタルジックでキラキラとしたエンターテイメントさを感じる仕上がりになっています。
Dutch Uncles : レビュー
True Entertainment
フロントマンのDuncan Wallisがカラオケを興ずるユニークなMVのエレクトロポップ。
Tropigala (2 to 5)
トーキングヘッズとロキシーミュージックが混ざったあの頃のUKニューウェーヴポップが楽しい!
Big Balloon
前作アルバム『Big Balloon』からのタイトルトラック。タイトなベースラインがカッコいい、David Bowieと東欧ヨーロピアンテクノが合わさったようなサウンド。
Flexxin
2013年『Out of Touch In The Wild』より、軽快なストリングスとアップテンポなトラックのケイト・ブッシュ系ポップ。
ニューウェーヴなインディ・ポップバンド、 Dutch Uncles (ダッチ・アンクルズ)でした。
Duncan Wallisの声がもうその時代って感じで、70年代~80年代のニューウェーヴの雰囲気漂うインディポップバンドですね。