Dominic Fike / Z世代屈指のオルタナポップスター

Dominic Fike Hip Hop
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フロリダ州ネープルズ出身のオルタナティヴ・ヒップホップ~インディポップソングライター、 Dominic Fike (ドミニク・ファイク)。

アフリカ系アメリカ人、フィリピン人、ハイチ人の血筋を持ち、10歳のときにギターを独学で学び、いくつかの地元のヒップホップコレクティブで活動しながらSoundcloudで自作楽曲をアップロードするようになり、2018年デビューEP『Don’t Forget About Me,Demos』をリリース。

オルタナティブ・ヒップホップの要素とジャック・ジョンソン的なサーフ系カバナ・ポップのエッセンスを組み合わせたこのEPはすぐに話題となりレコード会社の争奪戦に展開。コロンビア傘下のSandy Boysと契約に至り、このセットのオープニング・トラックである「3 Nights」は、リリースから一ヶ月で100万ストリーミングを突破(現在は8000万ストリーミング以上)。

翌年、ヒップホッププロデューサー、Kenny Beatsとのコラボレーション作『Phone Numbers』も話題を呼び、Z世代のオルタナシーンにおいて高い注目を浴び、Billie EilishBROCKHAMPTONとの共演でボーカリストとしての知名度が高まる中、デビューアルバム『What Could Possibly Go Wrong』を2020年満を持してリリース。

前作EPのフレッシュなサウンドを引き継いだこのアルバムからは “Chicken Tenders” や “Politics & Violence“といったヒット作を生み出し、アルバムはUSビルボード200で41位、オルタナティブアルバムとロックアルバム部門で4位を獲得。

2021年にはポール・マッカートニーとのカバーコラボ作”The Kiss Of Venus”、2022年にはHBOの人気シリーズ「Euphoria」のキャストに加わり俳優デビュー。同番組のサウンドトラックに楽曲 “Elliot’s Song” を提供しており、Z世代屈指のオルタナポップスターとして今も高い人気を誇っているアーティストです。

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Dominic Fike : レビュー

2022年3月のElliot’s Song以来、ここ一年ほどリリースがなかったところに新作が登場。コーチェラ2023への出演も含め本格活動に入りそうな予感。

 

Remi Wolfとの2021年コラボレーション作。ポップでイイですね!

 

新しさとノスタルジックさが絶妙なバランス感覚で構築された、時代を的確にとらえた無駄のないタイトなアンチポップ。センス抜群です。

 

Kenny Beatsのヒップホップトラックとも相性抜群。

 

ドミニク・ファイクと言ったらやっぱりこの曲。オバマ元大統領のFavorite Music Of 2019にも選ばれたオルタナポップアンセム。

 

Z世代屈指のオルタナポップスター、 Dominic Fike (ドミニク・ファイク)でした。