オーストラリア、シドニーを拠点にする双子の兄弟CosmoとPatrick Lineyによるエレクトロニックミュージックデュオ、 Cosmo’s Midnight (コスモズ・ミッドナイト)。
程よいポップス感に情感と知性を感じるエレクトロニカサウンドによりオーストラリアの新世代プロデューサーとして頭角を現してきたユニット。
2012年にFlumeの “Sleepless “をアレンジした作品でFuture Classicのリミックス・コンペティションを勝ち抜いたことで、最初のマネジメント契約を獲得。
その後メジャーレーベルSony Music Australiaと契約し、2枚目のEPとなる2015年『Moments』では、Wave Racer、Kučka、Lidoらエレクトロニック系クリエイターたちとのコラボレーションを行い、Kučkaをボーカルに迎えた「Walk With Me」は1400万回以上のストリーミング再生を記録し世界的にヒット。
リミキサー、コラボレイターとしてもFlume、Goldlink、Porter Robinson、Anna Lunoe、Alunageorgeなどの楽曲を手がけ、エレクトロニックミュージックシーンの中でその存在を確立しています。
2020年2ndアルバム『Yesteryear』を経て繊細さと実験的なポップセンスのさらなる進化を見せているCosmo’s Midnightの最新カットを中心にレビューしていきます。
Cosmo’s Midnight : レビュー
Bang My Line feat. Tkay Maidza
オーストラリアのファンクバンドWinston surfshirtのフロントマン、Brett Ramsonとの共作によるファンクポップチューンに同じくオーストラリアの若手注目ラッパー、Tkay Maidzaをフィーチャーしたオージーアンセム。
Can’t Do Without (My Baby)
TommyTateの”I Can’t Do Enough For You Baby“のフレーズサンプルにトロピカルドラムと爽やかなカッティングギターを合わせた心地よいスムーストラック。
Yung Bae – Straight Up Relaxin’ feat. Cosmo’s Midnight
C.U.D.I (Can U Dig It)
アルバム『Yesteryear』からのヒット作。カラッと爽快な夏向きエレクトロサウンド。
オーストラリア最強のエレクトロミュージックデュオ、 Cosmo’s Midnight (コスモズ・ミッドナイト)でした。2022年に入ってからも活発なリリースが続いていて益々目が離せない二人です!