デンマーク、コペンハーゲン出身のボーカリスト、Cecilie Maja Hastrup Karshojのステージネーム、Coco O.(ココ・オー)。
祖父はジャズミュージシャンで幼少から歌手を志し2009年頃から本格的に活動を開始し、同じデンマークのマルチ奏者でバンド、Rhyeで活動するロビン・ハンニバルとのデュオプロジェクトQuadronを結成。
そのQuadronでの活動と並行し2015年からソロ活動を開始し、初のソロシングル「Hardest Thing」をリリース。
上品で芳醇な艶のあるボーカルはQuadron時代と変わらず、より落ち着いたトーンの楽曲からシネマティックな雰囲気漂う大人のサウンドまでデリケートさと優雅さが入り交ざったヨーロピアンネオソウルを打ち出しています。
2021年にデビューアルバム『It’s a Process』、2023年には2ndアルバム『Sharing is Caring』をリリースしており、両アルバムとも上品で繊細な非常に上質なアルバムに仕上がっています。
Coco O. – レビュー
Many Ways
2ndアルバム『Sharing is Caring』のオープニング。低音グルーヴ感に可憐なボーカルと美しいコーラスが癒される。アルバム全体、一曲一曲は地味ながらもどの曲も心安らぐようなネオソウルが展開されています。
Bad At All
デビューアルバム『It’s a Process』より、前作もQuadronの流れを汲んだような上品でアダルトな世界観。
Joey Dosik – Don’t Want It To Be Over feat. Coco O.
Joey Dosikとのコラボ作。かわいらしいMVも目を惹くヴィンテージソウル。
Tyler, The Creator – Treehome95 feat. Coco O. ,Erykah Badu
意外にもタイラー・ザ・クリエイターの作品には常連と言っても良いくらいコラボレイターとして参加しています。
Quadron – Sea Salt
Quadron作品より。チルダウンBGMには欠かせない名曲ですね。
It’s A Process
アルバム『It’s a Process』からのシネマティックなライヴパフォーマンス。
上品な大人のヨーロピアンネオソウルでした。Quadron時代から地味ながらもいつも良作を届けてくれるアーティストです。