アフリカ、ベナン共和国コトヌー生まれで、ナイジェリア、ラゴス出身・拠点にするシンガーソングライター、Oyinkansola Sarah Aderibigbeのステージネーム、 Ayra Starr (アイラ・スター)。
10歳の時に地元の教会の聖歌隊で歌い始め、16歳でモデルとしてキャリアをスタートさせ同時にカバーソングをオンラインでリリースすることで音楽活動も開始。
自身のInstagramアカウントで2019年12月に初のオリジナル楽曲を投稿したところ、ナイジェリアのインディペンデントレーベル、Mavin Recordsの創設者、ドン・ジャジーの目に留まり17歳でアーティスト契約を獲得。
2021年初頭、セルフタイトルのデビューEP『Ayra Starr』をリリース。R&Bとネオソウルにインスパイアされたアフロポップサウンド(いわゆるナイジェリア・アルテ)で、ナイジェリアのデジタルセールスやストリーミングチャートで上位にランクイン。
同年8月、デビューフルレングス『19 & Dangerous』をリリース。Z世代の女の子の青春を描いたゆるやかなコンセプトアルバムで、アフロポップ、R&B、トラップ、ジャズを組み合わせたアルバム(ミックステープ)からはシングル『Bloody Samaritan』が大ヒットし、ナイジェリアのTurnTable Top 50チャートで1位獲得は女性ソロアーティストとして初の快挙だそう。
アルバムの大成功以降も、Gemini Major、Tiwa Savage、Mahalia、NATIVE Sound System、ボブ・マーリーの孫であるSkip Marley、Kelly Rowlandなどアフリカのみならず世界のアーティストとのコラボレーションを経験。
当サイト”いま注目の ナイジェリア・アルテ アーティスト 7選“でも紹介している、今最も注目されている次世代ナイジェリア・アルテスターです。
Ayra Starr : レビュー
Bloody Samaritan
Wizkidのグラミーノミネート作『Made In Lagos』のプロデューサーでもあるMichael Ovie Hunter(LONDON)をプロデューサーに迎えた彼女の出世作。アマピアーノビートをベースにゆったりとしたヴァースを合わせた現代アフロポップの傑作。
Ija
クールなダウンビート系ナイジェリアアルテ。
Away
ナイジェリアターンテーブルトップチャート4位を獲得したオーソドックスなアフロポップとR&Bがほどよく溶け合ったサウンド。
Rush
TikTokでバイラルとなりフランスやUKのチャートでも上位にチャートインしヨーロッパを中心に注目を浴びた作品。
今最も注目されている次世代ナイジェリア・アルテスター、 Ayra Starr (アイラ・スター)でした。
Temsと共にナイジェリア・アルテを代表する女性アーティストとして今後世界的ブレイクを果たすアーティストであることは間違いないので今のうちからチェック!