アフリカ大陸の音楽シーンの中心にあり、Drake、Major Lazer、Beyonceらのフックアップによってワールドワイドに注目されてきているナイジェリアミュージックシーンから、 ナイジェリア・アフロポップ を奏でる注目の美人女性アーティストたち6人をご紹介します。
アフリカンビューティたちによる、トライバルビートとR&B、ヒップホップサウンドの融合と、アフリカの大地を感じさせてくれる優しくも力強いボーカルによるアフロポップを聴いていきましょう!
Tiwa Savage (ティワ・サヴェージ)
ナイジェリア生まれで11歳の時にロンドンに移住。名門バークリー音楽院卒のシンガーソングライター、女優のTiwa Savage(ティワ・サヴェージ)。
Babyface、Monica、Whitney HoustonらへのソングライティングからBeyonceの『The Lion King: The Gift』への楽曲提供、Coldplayの「Èkó」へのバックボーカル参加などでも活躍。
ソロとしては2013年デビュー、2020年『Celia』まで4枚のアルバムリリースし、故郷ナイジェリアエンターテイメントアワードにノミネートされるなど、ナイジェリアミュージックシーンを代表するアーティストに。
現在はJay-Z主宰のRoc-Nationに所属、R&Bとアフロビートを融合させたサウンドと滑らかなボーカルとナチュラルビューティでエレガンスな佇まいに魅了されること間違いなし。
40歳にしてその美貌にますます磨きがかかった、地元ナイジェリアのレコードショップで開催されたTiny Desc Concertの模様は必見です。
Tiwa Savage – Dangerous Love
Tiwa Savage: Tiny Desk (Home) Concert
Chidinma (チディンマ)
ナイジェリア南西沿岸部に位置するラゴス州出身のシンガーソングライター、Chidinma(チディンマ)。
西アフリカ大陸で放送されているタレント発掘番組、Project Fame West Africaで2010年、22歳時にウィナーに輝き本格デビュー。
2012年セルフタイトルアルバム『Chidinma』でデビューし、ナイジェリア国内のアワードやアフリカ大陸最大の音楽賞、コラ賞(KORA All Africa Music Awards)も受賞した実績の持ち主。
ふくよかで伸びやかなボーカルは、アリシア・キースやジル・スコットを彷彿とさせる美しさ。トライバルで民族的なサウンドとの組み合わせもまた素晴らしい。
Chidinma – Kedike (VIO Africa)
Chidinma – Love Me
Simi (シミ)
チディンマと同じナイジェリア南西沿岸部に位置するラゴス州出身のシンガーソングライター、Simisola Kosokoのステージネーム、Simi(シミ)。
2008年にデビューアルバム「Ogaju」をリリース、2014年にリリースしたシングル『Tiff』が2015 Nigerian Music Video Awardsのにノミネートされ国内でブレイク。その後も国内およびアフリカ大陸での音楽賞に数々のノミネート、受賞歴あり。
Chloe×Halleを大人にしたようなクールビューティな容姿と透明感のあるクリアなボーカルが魅力的。
Simi – Selense
Simi – Tiff
Yemi Alade (イエミ・アラデ)
ナイジェリア南部、アビア州出身のアフロポップシンガー、Yemi Alade(イエミ・アラデ)。
2005年からガールズグループ「NOTY SPICES」を経て2009年シングル『Fimisile』でソロデビュー、2013年にリリースした『Johnny』がアフリカ大陸全土およびイギリスで大ヒット、2020年現在で1億2千万回以上のYouTube再生回数を誇り、2014年にデビューアルバム『King Of Queens』をリリース。
まさにアフリカの”女王の王”として、アフロポップクイーンとして君臨するパワフルポップシンガー。
2020年にはティワ・サヴェージも楽曲提供しているビヨンセの『The Lion King: The Gift』にもゲストボーカル参加しています。
Yemi Alade – Johnny
Beyoncé – Don’t Jealous Me feat. Tekno, Yemi Alade & Mr Eazi
Niniola (ニニオラ)
チディンマ、シミと同じラゴス州出身のシンガーソングライター、Niniola(ニニオラ)。
チディンマが2010年ウィナーとなったProject Fame West Africaの第六シーズン(2013年)で3位入賞し、2014年シングル『Ibadi』でデビュー。
2017年には彼女の代表曲となる『Maladona』をリリースし、ナイジェリアおよびアフリカ大陸で大ヒットしBETアワードを筆頭に数々のアワードにノミネートされ注目の存在に。
前述でも紹介されているビヨンセの『The Lion King: The Gift』では「FIND YOUR WAY BACK」では『Maladona』のギターメロディが大々的にサンプリングされ、ニニオラもソングライティングとして関わっています。
NINIOLA – ADDICTED
NINIOLA – MARADONA
Okiemute (オキエムテ)
ナイジェリア南岸デルタ州出身のシンガーソングライター、Okiemute(オキエムテ)。
チディンマやニニオラ同様Project Fame West Africaに出場し、第9シーズン(2016年)のウィナーに輝いた、現在25歳の若手アフロポップシンガー。
14歳からスタジオボーカリストとして様々な曲のバックボーカルを経験してきた実力を持つ、次世代ナイジェリアミュージックシーンを担う存在。
Okiemute – Trouble
Okiemute – Wosa
ナイジェリア・アフロポップ おススメ美人シンガー : まとめ
ナイジェリアミュージックシーンから、美人アフロポップシンガー6人をご紹介しました。
もはやグローバルなサウンドとなったアフロポップ、アフロビーツですが、アーティスト側はまだ追いついてないように感じます。今回はBeyonceがフックアップしているシンガーが3人含まれていますが、そういう機会がもっと拡がると世界で注目されるアーティストがもっと出てくるように思います。
これからもアフリカのミュージックシーンはチェックしていきます。
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