エレクトロニック界の大御所、ボノボことサイモン・
日本でも2019年の日本ツアー&フジロック出演で大きな話題になっていましたね。
人気コンピシリーズ”Late Night Tales“を展開するレーベル、Night Time Storiesとアーティスト契約(というところもまたグッとくる)。マーク・スピア、 ドナルド・DJ・ジョンソン、 ローラ・リーが繰り広げる、タイ音楽や、東南アジア、中東系音楽に影響された、何とも言えないエキゾチックさと東南アジア特有のキッチュさというか俗っぽさをエッセンスに加えたユニークでエキゾチックでメロウなファンクグループ。
「The Universe Smiles Upon You」(2015年)、スペイン語タイトルの「Con Todo El Mundo」(2018年)とアルバムリリース、2019年には全曲日本語タイトルを付加した完全に日本に焦点を当てたアルバム「すべてが君に微笑む」をリリース。
最近では、2020年と2022年に同郷のLeon Bridgesとのコラボレーション『Texas』『Texas Moon』でファンク&ソウルの新しい形を見せ、2022年9月23日にはアフリカ・マリのギタリスト、Vieux Farka Touré(ヴィユー・ファルカ・トゥーレ)とのコラボレーションアルバム『Ali』で西アフリカ・サハラ音楽に染まった姿を見せており、リスナーを飽きさせない仕掛けを展開しています。
そして2022年11月15~17で待望の日本公演『FIRST CLAS TOUR』が決定していますね。
日本での人気もさらに高まりそうです。ということで、クルアンビン初心者でも入りこみ易い曲を中心にレビューします。
Khruangbin : レビュー
Khruangbin & Leon Bridges – B-Side
お互いの個性が十分に発揮されているゴブゴブの間柄によって構築された新しい世界観。
Vieux Farka Touré et Khruangbin – Diarabi
Vieuxの父でありグラミー賞受賞経験もあるマリのヒーローギタリスト、Ali Farka Touréの名曲を彼ら独自の表現力で美しくカバー。
So We Won’t Forget
アルバム『Mordechai 』より。
「思い出は強力なものだ。忘れてしまわないように、これまで以上に愛する人に愛していると伝えることが大切だ」という歌詞とともに、日本(栃木)で撮影されたMVが切なくてメッセージ性たっぷり。必聴です。
Maria Tambien
”Con Todo El Mundo”からのファーストシングル。タイ~中東を思わせるギターリフがファンキーで気持ちイイ、クルアンビンの代表作。KEXPスタジオライブより。
Even Friends The Third Room
エア・フラフープをし続ける中国人のおばちゃんがキュートでシュール!
White Gloves
「The Universe Smiles Upon You」からの人気曲、荒野を抜ける風のように乾いた音色と、メロウなボーカル&コーラスが郷愁を誘う秀作。
ファイヤークラッカー
アルバム「すべてが君に微笑む」より。イエロー・マジック・オーケストラ(Y.M.O)の1978年作ジャパニーズエレクトロをクルアンビン式に痛快ファンクカバー。
Khruangbin & Leon Bridges – Texas Sun
異色?の組み合わせ。現代ビンテージソウルの人気シンガー、レオン・ブリッジスとのカップリングによるウェスタンなファンク&ソウル。この曲は新アルバム『Mordechai』にも含まれる模様。
Dearest Alfred
『Mordechai』より。”White Gloves“を想起させる霞むギターとコーラス+ボーカルを合わせたローファイグルーヴ。
Pitchfork Live
クルアンビン : まとめ
エキゾチックなタイ式ファンクグループ、Khruangbin (クルアンビン)でした。なかなかディープでカッコイイ3人組ですね。ライヴ映像を観ているとドナルド・DJ・ジョンソンの機械仕掛け的なミニマムなドラムプレイを表情一つ変えず叩く様に妙にハマってしまいます。
コメント
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