アラバマ生まれで、シカゴ育ち、シカゴ拠点のラッパー/シンガー、 Mick Jenkins (ミック・ジェンキンス)。
2008年頃からシカゴのオープンマイクイベントに参加し、Chance The RapperやSabaら、シカゴを代表するラッパーたちとの親交を深め、2014年ミックステープ『The Water(s)』で業界各方面から称賛され、2016年『The Healing Component』でアルバムデビュー。
そのデビューアルバムではBADBADNOTGOODと組んだ『Drowning』など、ジャズ、エレクトロニックなアプローチと、低音でクールにワードを詰め込んでいくようなフロウを多彩なゲストとともに繰り広げ、ミックステープやこのアルバムの一部プロデュースも手掛けたKAYTRANADAのグラミー受賞作『BUBBA』にもゲスト参加。
この人のラッパー(あるいはシンガー)としての個性はヒップホップ界のみにとどまらず、DiclosureやVensireなどEDMやドリームポップなどジャンルを超えた様々なアーティストへのゲスト参加でもなかなか面白い作品を残しています。
2021年にはサードアルバム『Elephant In the Room』をリリースしておりその魅力に深みが増した仕上がりとなっていますのでここでチェックしていきたいと思います。
Mick Jenkins : レビュー
Scottie Pippen feat. serpentwithfeet
シカゴブルズのレジェンドの名前を冠した作品。serpentwithfeetとはこの曲とRug Burnという2曲でコラボ。
Mick Jenkins: Tiny Desk (Home) Concert
SET LIST “Carefree” “Stiff Arm” “Gucci Tried to Tell Me” “Scottie Pippen”と『Elephant In the Room』から4曲をバンド演奏で披露!
KAYTRANADA – Gray Area feat. Mick Jenkins
KAYTRANADA『BUBBA』へのゲスト作品。
ジャンルを超えて活躍するシカゴの切れ者ラッパー、 Mick Jerkins (ミック・ジェンキンス)でした。Chance The Rapperを中心としたシカゴ勢らしいジャンルレスな音作りとクールなフロウが冴える、コラボレイターとしても注目のラッパーです。