イギリス、バーミンガム出身で現在はアメリカ、フィラデルフィア、LA等で活動する実力派シンガー、女性デュオ、 Floetry (フロエトリー)のメンバーとしても有名な、 Marsha Ambrosius (マーシャ・アンブロシァス)。
2002年にNatalie StewartとのR&Bデュオ、”Floetry“のメンバーとしてDJ Jazzy Jeffのバックアップの元デビューし、フィラデルフィアを拠点に活動。ビッグヒットはないものの実力派デュオとしての地位を確立し、Michael JacksonのInvincibleに収録されている”Butterflies”は彼女たちの曲で、実際にマイケルからマーシャに歌唱指導のオファーがあったようです。
Jill ScottやCommon、Mos Defとの客演、ソロになってもBusta Rhymes、Slum Village、Wale、そしてLAに渡りDr.DREのAftermathと契約しドレーのアルバム、”Compton”でも大々的にフィーチャーされる等、数々のアーティストとコラボレートしていることからも、実力充分な歌唱力が多方面で認められている証でしょう。彼女の特徴的なビブラートを効かせた歌い方が大好きです。
個人的にはRobert Glasper Experimentへの参加が非常に印象的でしたね。
Discography(アルバム)
ソロでのアルバムは2枚、そして今年2018年9月に新作「Nyla」がリリースされています。
Nyla (2018)
Review(レビュー)
Marsha Ambrosius – Old Times
最新作「Nyla」より。シリアスなMVとMarshaの深いビブラートが交錯する内容。
Luh Ya
「Nyla」からのファーストカット。ヒップホップ系トラックを使いながらも大人の雰囲気漂うアーバン・コンテンポラリー。
Late Nights & Early Mornings
ソロとしてのファーストアルバム、”Late Nights & Early Mornings”からのタイトル・ラブソング。
Butterflies
Micheal Jacksonへ楽曲提供したButterfliesのMarsha Ambrosiusの弾き語りバージョン。
マイケルバージョン
Floetry – Say Yes
おススメ。R&Bデュオ、Floetry時代にリリースしたイギリス産アーバンコンテンポラリーの名作。
こちらはChicago Jukeの天才、故DJ Rashadが残したこの”Say Yes”をサンプリングした超名作。
Robert Glasper Experiment: NPR Music Tiny Desk Concert
おススメ。このMarsha Ambrosiusがあまりにも素敵なので、ここで紹介します。
まとめ
数々アーティストとのコラボレート、ゲストとしても実力を発揮し、あのマイケルジャクソンをも唸らせ(?)てきた実力派シンガー、Marsha Ambrosiusでした。
最新作でも独特ビブラートを効かせたボーカルワークを発揮してくれています!