フィンランド・ヘルシンキ出身で米カリフォルニアで活動するスモーキー・モダンソウルプレイヤー、 Bobby Oroza (ボビー・オローザ)。
母親は歌手、父親はジプシースタイルのジャズギタリストの家で生またチカーノで、幼少のころからモータウンソウル、ゴスペル、ドゥーワップからブラジル、ニューヨリカン・サルサ、アフリカ等々両親のレコードコレクションの中で育ってきたボビーの音楽は、単純にヴィンテージソウルと言っても70年代あたりのB級映画のサントラのような、ちょっと場末感のあるシュールでスモーキーでユニークな魅力を放っています。
今年5月にデビューアルバム「This Love」をリリース、10月には全曲Instrumentalバージョンもリリースされました。そのアルバムからレビューしていきます。
Bobby Oroza : レビュー
Your Love Is Too Cold
なんだか不思議なMVですが、場末スナック感、B級感がハンパないMVとグルーヴィなヴィンテージサウンドがクセになる。
This Love
アルバムタイトル曲にしてハイライト。B級スパイ映画のエンディングに流れるような哀愁漂うモダン・ヴィンテージソウル!男っぽいんだけど男臭くないところがイイ。
Lonely Girl
全編バックを担当するTimmion RecordsのハウスバンドであるCold Diamond&Minkのグルーヴィな演奏が光るスウィートソウル!
Should I Take You Home
さっきっからヴィンテージヴィンテージ言ってますけど、他に表現力なくてスミマセン。こちらもこれでもかのヴィンテージ感たっぷりなダウンビートなサザンソウル。
まとめ
ユニークな魅力のモダンソウルプレイヤー、 Bobby Oroza でした。
当ブログでもTrish ToledoやJoey Dosik等ネオヴィンテージ・ソウル系統のシンガーを紹介してますが、また一人強力な新人が登場しましたよ!