サウスロンドンを拠点にするシンガーソングライター、 James Vickery (ジェイムス・ヴィッカリー)。
2010年代初頭からキャリアをスタートし、主にアコースティックギターをメインにした、ソウル・R&BシンガーとしてThe X FactorやOpen Mic UKなど、イギリスの様々な音楽コンテスト番組へ参加。
そこから様々な人脈を得た中で2015年、Disclosureの『FLOW』でボーカルフィーチャーされ、2017年にはBlue Lab Beatsらも楽曲提供したEP『Complexion』でデビュー。
2018年の美麗スローバラード『Until Morning』のCOLORS SHOWで人気を博し2,600万回以上の再生を記録、SG LewisやKenny Beatsらとのコラボレーション楽曲も好評でここ数年で一気にブレイクしてきた印象です。
そして2021年にはLA拠点のTH3RDBRAINとJay-ZのRocNationと契約を交わす快挙によりデビュー・フルアルバム『Songs That Made Me』をリリース。
EARTHGANG、Musiq Soulchild、Rob Araujo & Jack Dineといったゲストを迎え、コンテンポラリーR&Bをベースに優しく甘いJames Vickeryの魅力が詰まった、あまり濃すぎることなく程よいポップさと揺らめくメロディが、気持ちよくスッと心に馴染んでくるような作品です。
James Vickery : レビュー
Only You
2023年3月リリースの5曲EP『Sheet Music』より、全曲超甘美なスローバラード。この曲も甘く美しいコーラスとボーカルが素晴らしいスロウジャム。
Come To Me (with Musiq Soulchild)
Music Soulchildとの英米ソウルシンガー共演。Benny Singsのようなサウンドが気持ちいい極上ポップR&B。
Pressure (Part II) with Sinead Harnett
好評だったSG LewisとのカップリングにSinead Harnettも加わったバージョン。
揺らめくUKポップR&B、James Vickery (ジェイムス・ヴィッカリー)でした。生まれつき左耳が聞こえないようで、自身の声の音量調整が難しい中辿り着いたソウルフルで優しい歌声が心に染み入ります。