スコットランド出身のプロデューサー兼DJ、グラミーウィナーであり2013年から6年間フォーブスの”世界で最も稼いだDJ“としても君臨した Calvin Harris (カルヴィン・ハリス)。
1984年にスコットランド南部の都市ダンフリースでアで生まれ、10代でエレクトロニックミュージックに魅了され、10代で音楽制作を開始。
2000年代に入り10代でロンドンに移住しましたが、世界でも最も競争の激しいロンドンでは厳しい現実の壁に阻まれ、地元ダンフリースに戻りベッドルームでの音楽制作とMyspaceでの作品アップを余儀なくされることに。
しかし、そのMySpaceでの投稿がレコードレーベルEMIのA&R担当者の耳に留まり2006年レーベルとの契約が成立。
今のSNSやストリーミングからバイラルヒットによって成功を掴むサクセスストーリーの先駆けといった感じですね。
2007年にデビュー・アルバム『I Created Disco』をリリース。このアルバムから、2曲のトップ10ヒットを生み出すとともに、カイリー・ミノーグのカムバック作品となるアルバム『X』からのヒット曲”In My Arms”のプロデュースを手掛けたことでイギリス国内でブレイク。
2012年に『18 Months』で世界的なメインストリームへと進出しリアーナ、ケリス、エリー・ゴールディングといった豪華ゲストボーカル陣と世界のマーケットを意識したゴージャスなEDMを展開し、アルバムから9曲ものトップ10ヒットを記録。
翌2013年にグラミー賞「最優秀ダンス・レコーディング賞」を受賞。
そこからは、DJプレイと音楽活動において年間60億を稼ぐという文字通り世界一のDJとして君臨します。
2017年夏、5作目となる『Funk Wav Bounces, Vol.1』ではフランク・オーシャン、ミーゴス、スヌープ・ドッグ、ニッキー・ミナージュ、ファレル・ウィリアムズなどR&B/ヒップホップシーンの豪華ゲストを迎えたカルヴィン・ハリス風ファンクアルバムをリリース。
抜群のセンスが光るリゾート感のあるゆったりめのR&Bミッドチューンを中心にしたこのアルバムは、それまでのEDM路線とは違ったカルヴィン・ハリスの魅力が詰め込まれたものでした。
そして今年2022年8月に『Funk Wav Bounces, Vol.1』のシリーズ第二弾、『Funk Wav Bounces, Vol.2』がリリース予定ということで先行カットもリリースされており、これは期待に胸が膨らむ内容ですので早速レビューしていきたいと思います。
Calvin Harris : レビュー
Calvin Harris, Dua Lipa, Young Thug – Potion
『Funk Wav Bounces, Vol.2』からの先行カット。完全にVol1を踏襲していて今から楽しみ!デュア・リパが出てくるだけで鉄板ですね!
New Money feat. 21 Savage
こちらも先行カット。あーもうこの路線最高です。
Slide feat. Frank Ocean, Migos
『Funk Wav Bounces, Vol.1』より。いつ聴いても素晴らしい夏の鉄板アンセムですね~。
Feels feat. Pharrell Williams, Katy Perry, Big Sean
こちらも『Funk Wav Bounces, Vol.1』より。豪華ゲスト陣もさることながら、このバランス感覚抜群なトラックに超一流さを感じますね。
Calvin Harris, The Weeknd – Over Now
2020年の2大巨頭の競演!
Calvin Harris, Dua Lipa – One Kiss
Dua Lipaが世界的スーパースターになる前夜のスーパーヒット。この90’sバイヴスが堪らないですね。
世界No1DJが放つ夏のファンクアンセム、 Calvin Harris (カルヴィン・ハリス)でした。
鉄板の買いになるであろう『Funk Wav Bounces, Vol.2』は8月22日発売ということで、今から予約しちゃいましょうかね。