Bulgarian Cartrader / ブルガリアン・オルタナポップシンガー

Bulgarian Cartrader Indie
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ブルガリアの首都、ソフィア出身で現在はベルリンを拠点にするシンガー兼プロデューサー、 Daniel Stoyanov(ダニエル・ストヤノフ)のプロジェクト名義、 Bulgarian Cartrader (ブルガリアン・カートレーダー)。

90年代に家族と共にドイツに移住した後、セッションミュージシャン、バックグラウンドシンガー、サルサダンサー(!?)として下積み活動をしており、ドイツの人気DJ、SolomunやラッパーのCasper、レゲエバンドのSEEEDの楽曲提供やサイドマンを経験。

その後ソロ活動をスタートし、2年間スタジオにこもり制作技術を学び、何百もの曲のアイデアを生み出したながらデビューアルバムとなる『Motor Songs』を2022年11月11日リリース。

名前通り古い車好きの情熱が詰まったサウンドとメロディーだそうで、夢は世界中のあらゆる大きなフェスティバルでブルガリアの旗を振ること、という目標を掲げて世界の音楽シーンに乗り出してきました。

ではそのアルバムからピックアップしていきます。

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Bulgarian Cartrader : レビュー

ほぼ全編スポークンワードの8分に及ぶ長編メッセージソング。

 

しなやかな流れに満ちた高揚感のあるトラックにラップ的なボーカルのオルタナポップ。なかなかイイですね。子供時代にされた自分より強い子供からのヘッドロックの記憶からインスパイアされた曲だそう。それただのいじめじゃん。

 

ほぼこれでアルバムが堪能できてしまうビジュアライザー。おばあちゃんの料理姿がシュールです。

 

ブルガリアン・オルタナポップシンガー、 Bulgarian Cartrader (ブルガリアン・カートレーダー)でした。

ヒップホップ、インディロック、ポップを多彩なアイデアで実験的につなぎ合わせた、なかなか侮れないサウンドでしたね。これはブルガリアの国旗を世界中で掲げられる日も近いかも!と思わせる作品でした。