イングランド南東部ブライトンを拠点とするプロデューサーのMax Wheeler(マックス・ウィーラー)とシンガーソングライターの Victoria Port(ヴィクトリア・ポート)によるジャズ・エレクトロニック・デュオ、 Anushka (アヌーシュカ)。
2014年にGiles Peterson主宰のレーベル、Brownswood Recordingsと契約し4曲EP『Distorted Air』でデビューし、その2か月後にアルバム『Broken Circuit』をリリース。
ジャズとエレクトロニックの融合に、甘く切ないメロディーとヴィクトリア・ポートによる可憐な歌声が全体をポップに包み込んでいて、いわゆるイギリスのジャズ・エレクトロニック・シーンのエッジさがありながらも聴き手を選ばない作りが特徴的です。
2021年にはイギリスの名門インディレーベルTru Thoughtsよりアルバム『Yemaya』をリリース。
前作と比較するとディープで大人な世界観が展開されていて二人の成長が感じられる作品になっています。
そのAnushka(アヌーシュカ)よりおススメ曲をご紹介します。
Anushka : レビュー
You My Love
アルバム『Yemaya』より。Buttering Trioのようなディープなフューチャーファンク~ジャズ・エレクトロニックの世界観。
Bad Weather
ミニマムなトラックにピアノコードが響くレトロ・ジャズエレクトロニック。
Never Can Decide
アルバム『Broken Circuit』より。彼らの代表曲。ヴィクトリア・ポートの可憐な歌声が印象的。
ドラムンベースによるリミックスもおススメ。
甘く切ないジャズ・エレクトロニック、 Anushka (アヌーシュカ)でした。最新アルバム『Yemaya』はミニマムなトラックにヴィクトリア・ポートのボーカルが際立つ作りになっていて、派手さはないですが聴き込んでいくと味が出る内容なのではないでしょうか。