ニュージャージー出身のヒップホップシンガー/ラッパーのDanielle Balbuenaのステージネーム、 070Shake (070シェイク)。
“070”とはニュージャージー州のzipコードで、彼女自身もその地元のヒップホップクルーである070 collectiveの中心人物でもあり、そこから取られたもの。
Kanye Westの『Ghost Town』やNasの『Not For Radio』へのゲスト出演でシーンの注目を浴び、2018年ソロデビューEP『Glitter』を名門Def Jamとカニエ・ウェスト主宰のG.O.O.D.Musicよりリリース。
内省的で叙情感に満ち、機械的な響きをともないながらも頭に焼き付く独特の存在感を放つボーカル&ラップで惹きつけられるサクラタップス音楽部イチオシの2021年最注目アーティストとしてもご紹介してきた070Shake。
2020年にはアルバム『Modus Vivendi』がリリースされ、さらに磨きがかかったクリエイティブなビートとボーカルを堪能できます。
また、_BY.ALEXANDERやTame Impalaなどとのコラボレーション作品でも絶品の出来栄えで楽しませてくれます。
2022年6月にフルレングス2nd『You Can’t Kill Me 』をリリース。よりダークなサウンドと、カタルシス的なフロウによるどこかロマンチックで、そしてユニークな魅力に満ちたアルバムです。
070 Shake
Skin and Bones
『You Can’t Kill Me Because I Don’t Exist』からのファーストカットレーザーのようなシンセが印象的な。スペイシーラブソング。
Medicine
今回のアルバムを一貫して纏う冷たさとダークさの中でも随一のスリリング&ダークネスな世界。
Madonna Vs Sickick – Frozen (feat. 070 Shake)
謎の覆面んプロデューサー、Sickickとマドンナとの共演を果たした2022年作。
_BY.ALEXANDER – TRUMPETS (Visualizer) ft. 070 Shake
_BY.ALEXANDERの傑作アルバム『000 CHANNEL BLACK』での傑作コラボレーション。この曲は不朽の名作ですね。
Nice To Have
1stアルバム『Modus Vivendi』より、一貫したダークさに独特の無機質なボーカルに引き込まれてしまう作品。
新世代ニュージャージーヒップホップを創り上げているアーティスト、 070Shake (070シェイク)でした。
世界観としてはいわゆるヒップホップにはあまり見られない冷たくダークな精神世界を感じる楽曲とアンビエントな雰囲気を持つボーカルは、今までのヒップホップファンだけではない多様なリスナーを惹きつける内容ではないでしょうか。