カリフォルニア州アーバイン出身のメキシコ・コロンビア系のR&B/ネオソウルシンガーソングライター、Daniela Bojorges-Giraldoのステージネーム、 St. Panther (セント・パンサー)。
映像系のクリエイティブ・ディレクターの両親の下、幼いころから様々な音楽や楽器に触れ、高校を卒業後本格的に音楽活動をスタート。
2015年自主制作でアルバム『P(1)』をリリース。
その後リッキー・リードに見出され、主宰のNice Life Recording Companyに加えプロデューサー兼ミュージシャンのネイト・マーセロー率いるHow So Recordsと契約。
2020年にアメリカの人気コメディドラマシリーズ”Insecure“のSeason4のサントラに抜擢されR&Bシーンで注目される存在に。
同年EP『These Days』をリリース。
ファンク・ソウル・ジャズにインディポップのエッセンスを加えたサウンドと、Lizzoをも思わせるような愛嬌と鋭さを感じさせる表現豊かなフロウ、ボーカルに才能を感じさせる期待のアーティスト。
これからコラボレイターとしても注目されそうな存在でもあります。
St. Panther : レビュー
Not The Way feat. Pierce.blue
Steve Lacyっぽいインディポップ~ファンクトラックが爽やかでノリの良い2022年作。
Problems
ピアノを軸にややシェードがかったベースラインがグルーヴィなトラックに、st. Pantherのソウルフルでいて小気味良くクールなボーカルの乗りこなしが実によい。
Infrastructure
『Insecure Season 4』サウンドトラックのライヴバージョン!
Ricky Reed, Terrace Martin & St. Panther – Real Magic
ベイエリアの天才マルチヒットメイカー、Ricky Reedのアルバム『The Room』より。LAの重要人物、Terrace MartinとのGhost Town DJs『My Boo』を想起させるようなメロウ系マイアミベースウンド。
こういうコラボレイターの仕事ももっと増えて欲しいですね。
期待のウェストコースト・インディR&Bシンガー、St. Panther (セント・パンサー)でした。
ウェストコーストっぽい自由さとユルさとその中に完成の鋭さがあってかなり好みのシンガーですね。この先のメジャーブレイクに期待です。