カリフォルニア、ロサンゼルスのDJ、Jeffrey Paradise(ジェフリー・パラダイス)とベーシストのFilip Nikolic(フィリップ・ニコリック)により2010年からスタートしたデュオプロジェクト、 Poolside (プールサイド)。
まさにLAのプールハウスの裏庭ではじまったこのプロジェクト。
『Daytime Disco』なるものを標榜しており、ウェストコーストらしいライト&メロウなインディダンス/バレアリックサウンドは、昼間にもピッタリなディスコサウンドです。
2018年以降はフィリップ・ニコリックが脱退し、ジェフリー・パラダイスのソロプロジェクトとしてバックバンドを率いての活動となっています。
2012年『Pacific Standard Time』、2017年『Heat』、2020年『Low Season』に続き2021年に『High Season』ではSatin JacketsやL’imperratrice、Neil Francesなど全曲ゲストを迎えての9曲EPをリリース。
2022年には名盤となった『Pacific Standard Time』の全編インストバージョンをリリースしています。
前述のとおり、ウェストコーストっぽさ満載の内容で、AORやシティポップリスナーまでもカバーするプールサイドで聴きたくなるようなカラッとした西海岸の風を感じるインディダンス作品の数々をレビューしていきます。
Poolside : レビュー
Poolside & Brijean – Better When We’re Close
オークランドのエレクトロニックデュオ、Brijeanとのカップリングはドリーミーでレイドバック感たっぷりなリラックスエレクトロニック。
Milky Chance & Jack Johnson – Don’t Let Me Down (Poolside Remix)
ドイツのデュオ、Milky Chanceとサーフミュージックのレジェンド、Jack JohnsonのコラボレーションをPoolsideがスムースなデイタイムサーフディスコにリミックス。
Around The Sun feat. Amo Amo
2020年『Low Season』より。おススメ。
西海岸の雰囲気バッチリなトロピカル・ニューディスコ。AOR+ディスコといった感じの心地よいグルーヴ感が堪らなくイイですね。
Can’t Stop Your Lovin’ feat. Panama
こちらも『Low Season』より。
オーストラリア、シドニーのエレクトロニック系注目のプロジェクト、Panama(パナマ)をフィーチャーしたディスコ・ソウル。
Kinda Lovely
こちらも『Low Season』より。
シンセの浮遊感キラキラ感が際立つダウンビート。プールサイドのBGMにピッタリ。
Harvest Moon
2012年作『Pacific Standard Time』より。
Neil Youngの同曲をセンス抜群なウェストコースト的バレアリック・ハウス仕立てにカバー!
Strange Overtones
2017年『Heat』より。
カリフォルニアの夕日が似合うメロウチューン。どこかドイツのRooseveltやParcelsっぽいシンセポップ的作品。
Poolside : まとめ
プールサイドで聴きたい”デイタイム・ディスコ“バンド、Poolside(プールサイド)でした。
ロック、ポップファンにも聴いてもらいたいバレアリック~エレクトロニックサウンドです。夏にかけて楽しみたい内容ですね。