MonoNeon / 現代ベーシストの異才ファンタジスタ

mononeon Crossover
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テネシー州メンフィス出身のベーシスト、Dywane Thomas, Jr.のステージネーム、 MonoNeon (モノネオン)。

父親もベーシストの音楽家の一家で育ち、12歳でThe Bar-Kaysと共演、名門バークリー音楽大学を経てLAのMusicians Instituteに編入。

2013年頃からYouTubeでの投稿およびMononeonとして音楽活動をはじめ多数のフォロワーを獲得。2015年にはプリンスのハウスバンド、4 Paisley Park After Dark Jam Sessionsへの参加を経て2020年にはNasのグラミー受賞作『King’s Disease』に参加。

自身は右利きであるがその右利き用のベースを左に持ち替えた演奏で知られており、高音弦に重いストリングス・ベンディングを使用する独自のプレイスタイルで、スラップではすべてを逆さまに実行、指と手のひらのミュートを使った独特のこもった音表現も特徴。

上記のような独特の演奏スタイルとインプロヴィゼーションの場での尖ったパフォーマンス同様に個性的なファッションによるユニークなキャラクターによって音楽ファンを魅了しています。

Ne-Yo、Mac Miller、Georgia Anne Muldrow、Pete Rock、Ghost-Note、JD Beckなどとのコラボレーションや共同制作、現代最高峰のベーシストとして知られるマーカス・ミラーや、同系統の大先輩であるブーツィ・コリンズなど大物からも賛辞を贈られるヒップホップ界~次世代ジャズ界のファンタジスタです。

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MonoNeon : レビュー

2022年作。オリエンタルムードのメロディから始まるユニークなミッドバラード(?)。

 

ここ最近お気に入りのマスク姿に包まれた、どのジャンルにもハマらない独自路線のボーカルソング。

 

2022年1月リリースのアルバム『Put Earth On You』より。Bootsy Collinsを彷彿とさせるP-Funkチューン。

 

2018年デビューアルバム『I Don’t Care Today』より、サザンソウル、ブルース、ファンクに現代LAビートが混ざったような作品。

 

YouTubeには様々なセッション動画がアップされていますがその一つ。驚異的な変態プレイが堪能できます。バックに写ってるオーディエンスの反応がイマイチなのが気になる。

 

Mononeon / 現代ベーシストの異才ファンタジスタ、 MonoNeon (モノネオン)でした。

最近では11/2にFenderよりmononeonのシグネイチャーモデルも発売されたようで、ベースプレイヤーの間でも非常に人気の高いことが伺えます。

Thundercatと共に奇抜ファッションベーシストシーンを盛り上げてほしいですね。