Matt Johnson / アシッドジャズをアップデートするキーボーディスト

Matt JohnsonCrossover

ロンドン出身のベテランキーボーディスト、長年Jamiroquaiのメンバーとして活動してきた Matt Johnson (マット・ジョンソン)。

2002年に加入したJamiroquaiでは多くの作品を共同制作し、バンドの最後のアルバム『Automaton』でも中心人物のJay Kayとともにアルバム全体をプロデュース。

バンドでの活動が一段落つき、星野源の「うちで踊ろう」でコラボしたり、2020年にはソロ名義でアルバム『With The Music』をリリースしたりと活発に活動しています。

その『With The Music』はJamiroquaiサウンドをよりジャジー&フュージョンに、そしてグルーヴィに仕上げ、その実力を遺憾なく発揮した快作を披露して往年のアシッドジャズファンを虜に。

そして2021年も2つのシングルをリリースしさらにアップデートされた魅力的なサウンドが楽しめますのでここでご紹介しておきます。

Matt Johnson : レビュー

Matt Johnson & Derrick Mckenzie Feat. Roki – Interstellar Love

ジャミロクアイのバンドメイト、ドラマーのDerrick Mckenzieとの共作。”希望を…見つけて…”なんて日本語も登場するSoulpersonaばりのドリーミー&スペイシーなヨーロピアンディスコブギー!

Interstellar Love

 

Snow Child

ロサンゼルスのレコードレーベル「Good Society」と、フランス・リヨンのレーベル「Retro Jungle Records」のコラボレーション・コンピレーション・アルバム『The Heist』に収録されている曲。流麗なキーボード・プレイが堪能できるエレクトロニックフュージョン。

 

アシッドジャズをアップデートし続けるキーボーディスト、 Matt Johnson (マット・ジョンソン)でした。

アルバム『With The Music』はまさに90年代アシッドジャズを華麗にアップデートした会心の一作です。まだ聴かれてない方は是非!