Liv.e / ローファイ・エクスペリメンタルR&B

Liv.e Hip Hop
スポンサーリンク

テキサス州ダラス出身のプロデューサー、シンガー、ラッパー Liv.e (リヴ)。

音楽家の家族の中で育ち、エリカ・バドゥらも通ったBooker T. Washington’s Schoolやシカゴ美術館附属美術大学でアート、音楽を学んだ後2017年EP『F.R.A.N.K.』でデビュー。

2019年にはBbyMuthaらとともにLAのラッパー、Earl Sweatshirtのツアーサポート、Alchemistプロデュースの「MTOMB」でのコラボレーションで注目を集めるようになった。

ファンク、ソウル、ジャズ、サザンヒップホップの影響を感じるローファイなサンプリング・サウンドプロダクションに、妖艶でヒプノタイズなボーカル&ラップが絡むスモーキーな内容。

2020年フルアルバム『Coudn’t Wait to Tell You…』に続き2021年EP『CWTTY+』、2023年2月にアルバム『Girl In The Half Pearl』とリリースが続くLiv.eは、当サイト2021年注目の女性アンダーグラウンド ヒップホップアーティストでもご紹介していますが、ここで今一度レビューしていきたいと思います。

女性アンダーグラウンド ヒップホップアーティスト13選はこちら。

【2021】注目の女性アンダーグラウンド ヒップホップアーティスト 13選
2021年に向けて活躍が期待される女性 ヒップホップアーティスト をセレクトしました。メジャーでの活躍というより、ニッチなアンダーグラウンドシーンやその地域で着実に地位を固めつつある、サクラタップス音楽部がおススメする女性シンガー/ラッパーたちの特集です。お気に入りのアーティストを是非見つけてみてください。

 

※2023年6月18日にビルボードライブ東京での公演も決定しています!

http://www.billboard-live.com/pg/shop/show/index.php?mode=detail1&event=14121&shop=1
スポンサーリンク

Liv.e : レビュー

2021年の”Bout It”から1年ほどリリースがなかったんですが、ここにきてゴリゴリのドラムンベースで帰還。『Girl In The Half Pearl』の先行カット。

エクスペリメンタルっぽさとベースレスの浮遊感を出す演出が彼女らしくかなり攻めた作品。

 

どこなくレトロなサウンドにLiv.eらしい個性的なパッチワークでスモーキーな雰囲気。

 

_21

2021年EP『CWTTY+』より。ジャジーなサンプリングトラックが心地よいスムースR&B。

 

ABOUT LOVE AT 21

MndsgnKnxwledge、あるいはMadlibあたりに通ずるディープでローファイなループトラックがカッコイイ!どことなくエリカ・バドゥっぽさもありますね。

Bout It | A COLORS SHOW

Mndsgnプロデュースによる現時点の最新作がA COLORS SHOWで登場。

 

Full Performance (Live on KEXP at Home)

バンド形式でのライブパフォーマンス。イメージがガラッと変わって本格的なソウルシンガーの趣で、これもアリですね!

 

ローファイ・エクスペリメンタルR&B、 Liv.e (リヴ)でした。

ジャズ、ヒップホップ、R&Bをエフェクティヴにサンプリングループするローファイなフューチャーファンク、ヴェイパーウェイヴのようなサウンドが強烈な個性を放っていますが、実は本格的なR&B/ソウルシンガーとしても十分やっていけそうな実力の持ち主ですね。