オーストラリア、メルボルンを拠点とするオルタナティヴR&B/エレクトロポップ・デュオの The Merindas (ザ・メリンダス)。
オーストラリア先住民族アボリジニ、ジャオワン族、Thursday Island(オーストラリアのクイーンズランド州ファーノースにある島)、西オーストラリアバラドン州をルーツにするKristel KickettとCandice Lorraeによる2人組で、2012年にパースで結成され、その後拠点をメルボルンに移して活動中。
西オーストラリアでの主要企業イベント、フェスティバル、ファッションショーでのヘッドライナーを経て、2016年シングル『We Sing Until Sunrise』でデビュー。
自分たちの音楽を「ヒップホップとR&Bの影響を受けたダンスホール・フィーリングのエレクトロニック・ポップ」と表現しており、現代R&Bをベースに切れの良いエレクトロニックサウンドに二人のパワフルなボーカルが乗るダンサブルな作品が多いです。
BrandyやCraig Davidといったビッグネームのツアーサポート、そして2020年にデビューアルバム『We Sing Until Sunrise』、21年にはEP『Complicated』がリリースされ、若い先住民女性たちのファッション、ダンス、モデルのカリスマとして、ローカルな存在からオーストラリア全土、そしてワールドワイドな存在へと成長しつつあるThe Merindasを聴いていきたいと思います。
The Merindas : レビュー
Complicated
4曲入りEP『Complicated』よりタイトルトラック。4曲ともアダルトで煌びやかなエレクトロニック/ディスコが収録されています。
Déjà Vu
2020年リリースのシングル。妖艶な雰囲気のWボーカルが映えるコンテンポラリーR&B。
アボリジニの希望を秘めたボーカルデュオの希望を秘めたボーカルデュオ、 The Merindas (ザ・メリンダス)でした。エレクトロニック~コンテンポラリーR&Bの女性デュオといえばVanjessと合わせて聴くのもイイですね。