ロサンゼルス生まれのソウル、R&Bシンガーソングライター、 India Shawn (インディア・ショーン)。
2010年にまずはソングライターとして、Chris Brown(クリスブラウン)、El Debarge(エルデバージ)Monica(モニカ)らへの楽曲提供を手掛け、自身としては2012年デビューEP『Origin』をリリース。
2015年にもEP『Outer Limits』をリリースしていますが、その頃はあまりシーンの前線に出ている印象は日本のみならず本国でも無く、まだまだメジャーな存在ではなかった模様。
しかし、R&B業界ではその実力と才能が認められていて、ラッパーのLudacrisのカムバックアルバム「Ludaversal」への参加、Anderson .Paakのツアーサポートや、彼のツアーバンドであるThe Free NationalsのNPR、Tiny Desk Concertでのボーカルフィーチャー、Kanye Westの2019年に行われたSunday Service at Coachellaという礼拝イベントへのバックボーカル参加と、存在感も徐々に高まってきているように思います。
2020年に入りEpic Recordsと契約、2021年11月に移籍第一弾EP『BEFORE WE GO』をリリース。その一年後に『BEFORE WE GO』からプラス7曲し、正式なアルバムとして『BEFORE WE GO(DEEPER)』がリリース。
プロデュースは、Silk Sonic、Ty Dolla Signそして嵐の”Whenever You Call“を手掛けたグラミー賞受賞プロデューサーD’Mileですので期待大な内容です。
India Shawn : レビュー
EXCHANGE
エキゾチックなパーカッションとギター ライン、穏やかなピアノが絡み合うオーソドックスながらも上質なR&B。
TOO SWEET feat. Unknown Mortal Orchestra
ちょっと異色のコラボ。UMOのサイケデリックロックテイストがうまく溶け合った作品。
Movin’ On feat. Anderson .Paak
最近関係性の高いアンダーソン・パークをフィーチャー、バックもFree Nationalsが演奏。MVもアンダーソン・パク監督で、いろんな『顔だけアンダーソン』が出てきてちょっとキモイw。
▼Anderson .Paakの記事はこちら▼
NOT TOO DEEP feat. 6LACK
今旬のアトランタのシンガー、売れっ子コラボレイターである6Lackをフィーチャー。Ella Mai、Janet Jackson、Fifth Harmonyなども手掛けるプロューサーVarren Wadeとの共作によるセクシー・ディープR&B。
▼6Lackの記事はこちら▼
CALI LOVE
LA拠点の前はアトランタ拠点だったようで、前途の6LackやMerebaなどのSpillage Village(アトランタのヒップホップ系コレクティヴ)メンバーとの関係性が深いようです。で、LA移住による環境変化を歌った曲。
ミディアムでスムースなグルーヴ感が気持ちいい。
Water Me feat. Alex Isley & Re Lxuise
2018年のシングルカット。Alex Isley、Re Lxuiseという渋めの3人娘によるベースラインが渋めのバウンシーR&Bトラック。
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Outer Limits feat. James Fauntleroy
2015年EP『Outer Limits』からのタイトルナンバー。個人的に彼女を初めて知った曲。このEPは全体的にギターサウンドを取り入れたややインディポップっぽい作風。
Drake、Bruno Mars、Justin Timberlakeなども手掛けるグラミー受賞プロデューサー、James Faunteroyとの共作。
まとめ
メジャーブレイク要素十分のおススメR&Bシンガー、India Shawn(インディア・ショーン)でした。
ビジュアルもスタイルも抜群、ソングライティングの才能あり、ダイナミックさもあって本格的なR&Bシンガーでもあり、とメジャーで売れる要素満載ですよね。ということで今からチェックしておきたいところです!
⇓文字化けしててゴメンナサイ2