オーストラリア、メルボルンを代表するクロスオーバージャズバンド、 30/70 Collective の創設メンバーでベーシスト、プロデューサーのHenry Hicksによるソロプロジェクト、 Horatio Luna (ホレイショ・ルナ)。
Hiatus Kaiyoteの世界的ブレイクを皮切りに、Brownswood Recordingから発売されたジャイルズピーターソン監修『Sunny Side Up』などにより昨今のオーストラリア、特にメルボルンの音楽コミュニティやシーンの爆発的な熱気が伝わってきますが、その中でも最も影響力のあるベーシストのひとりがこの人ではないでしょうか。
即興性のあるバンドスタイルからサンプリングビートメイク、アフロハウスまで、様々なスタイル・ジャンルをある種強引に、力業でねじ伏せるかのごとく融合させつつ、その絶妙なバランスの中に漂う独自のヒリヒリとした緊張感は、耳の肥えたリスナー達に刺さりまくる魔力があり、その様はまさに”鬼才”という名が相応しいクリエイター。
TeymoriやLeisure Centre、Danny G Felix、Milan Ringなどなど、まだまだ日本ではなじみの薄いメルボルンやシドニーのアーティストたちとのコラボレーションも数多く出しており、そこでの即興プレイさながらの演奏も楽しめてSpotifyのトラックリスト内だけでもかなり楽しめます。
そのHoratio Lunaからおススメ、必聴トラックをご紹介します。
Horatio Luna : レビュー
Yes Doctor
この緊張感、混沌、官能、、、名曲というより神曲ともいうべきHoratio Lunaたる作品。
MILESTONES
マイルス・デイヴィスのカバー!
Bingo Bong
Mike Bentleyなるオーストラリアのドラマーとのコラボレーション作。フュージョン系のスムーズさと即興が混ざったジャジーナンバー。
メルボルンの鬼才ベーシスト、Horatio Luna (ホレイショ・ルナ)でした。
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