アメリカ西海岸、LAを中心にした現代エレクトロ・ブギーファンク・リバイバルムーブメント。2000年後半にDam-FunkがStones Throwレーベルからリリースしたアルバム「Toeachizown」がブレイクしたのがこの Electro Funk ムーブメントの始まりだと思います。
そんな現代エレクトロ・ファンクを、今宵もLAでブリブリとベースラインを鳴らしながら作成している濃いめのアーティストたちをご紹介。
当ブログでもMndsgnやSaucy Lady等アーティスト単位で取り上げていますが、今回はまとめて紹介します。
では早速行ってみましょう。
- Electro Funk#1 / Dam Funk – In The City
- Electro Funk#2 / Moniquea – Checkin’ Out
- Electro Funk#3 / XL Middleton feat. Ghost – Forgot About Each Other
- Electro Funk#4 / E-Live – Kali Nitez
- Electro Funk#5 / Dabeull – DX7 feat Holybrune
- Electro Funk#6 /Nickee B – Shy Young Lady
- Electro Funk#7 / Brian Ellis – Walk N Stroll
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Electro Funk#1 / Dam Funk – In The City
まずはやっぱりDam-Funkから。2018年最新リリースEP「Architecture II」から。安定の夜型アンダーグラウンド・ブギーファンク。首都高を走りながら聴きたいですね。
もう一曲。2012年リリースのポップめダンスチューン。“I Don’t Wanna Be A Star”
Electro Funk#2 / Moniquea – Checkin’ Out
Dam-Funkとも同郷のLA、パサデナ出身のファンクディーヴァ、 Moniquea(モニーク)。この何とも言えないローカル感、B級感がイイ味出しています。もちろんトラックも極上のXL Middleton型ブギーファンク!
おススメ。80年代と現代が交錯するモダン・ファンク、“A Certain Way”
Electro Funk#3 / XL Middleton feat. Ghost – Forgot About Each Other
もうベテランの域になる日系ハワイアンのG-Funkプロデューサー、Dam-Funk、Moniqueaとも同郷のパサデナ出身のXL Middletonによる、こちらも安定のトークボックスが心地いいブギーファンク。
XL Middleton – Psychic ビジュアルがごつい割には声がカワイイ。
Electro Funk#4 / E-Live – Kali Nitez
カリフォルニア州、オークランド出身の白人プロデューサー。白人ながらかなりストレートな、どファンクを聴かせてくれます。この曲もかなりイカしてますね。
女性ボーカルをフィーチャーしたややポップな内容、“Do Me Like That feat. Chesta Blake”
Electro Funk#5 / Dabeull – DX7 feat Holybrune
パリからやってきたレトロ・ブギーファンクの使い手、Dabeullによる女性ボーカルとトークボックスが織りなす80年代ディスコファンクの世界。
同じくパリのインディー系女性ボーカルのHolybruneをフィーチャーした、“TR707” 同じブギーファンクでもやはりどこかアメリカ勢とは違うヨーロッパ的な空気感を全体から感じるのは私だけでしょうか。
Daebeullの記事はこちら。
Dabeull / パリの極上ブギートラックメイカー
フランス、パリからの極上ブギートラックメイカー、胸毛がセクシー、ちょっと胡散臭いいでたちがユニークなDr. Fonkこと Dabeull (ダベル)。どの曲も80年代レトロ、エレクトロファンク好きには堪らない内容で期待を裏切らないこと間違いなしです。
Electro Funk#6 /Nickee B – Shy Young Lady
フランス、リヨン出身のプロデューサー、Nickee B (ニッキーB)のオールドスクールなラップをフィーチャーしたまさに80年代グルーヴィ・ディスコ。なかなかカッコイイ!
Electro Funk#7 / Brian Ellis – Walk N Stroll
サンディエゴ出身。Dam-Funk、MndsgnとレーベルメイトでもあるStone Throwの白人版Dam-Funk!
ベースラインがブリブリしながらもファンクというよりやや80年代ポップよりな“Nice Surprise”
まとめ
80年代リバイバルな現代版エレクトロファンク 7選でした。夜の都会を流しながら聴くにはピッタリな曲ばかりではないでしょうか。
単体で深堀りすべきアーティストばかりだったような気もするので、それはそれで改めてやりたいと思います。