~カリフォルニア産オルタナティブR&B 6選~
アメリカ西海岸、カリフォルニア州を拠点に活動するオルタナティブR&Bの中でも男性アーティストに絞ってご紹介していきたいと思います。
いま旬の6人のシンガーをチェックしていきましょう!
カリフォルニア産オルタナティブR&B 6選【2022】
Giveon
カリフォルニア州ロングビーチ出身のシンガー、Giveon Dezmann Evans = Giveon (ギヴオン)。
2019年「Like I Want You」でメジャーデビューし、自身の楽曲以外でもDrakeの”Chicago Freestyle“、Justin BeaberとDaniel Ceaserとの”Peaches“では全米1位、グラミー賞4部門ノミネートと、客演ボーカリストとしても高い評価を受けています。
磨き上げられたふくよかで奥深く、透き通るバリトン領域が魅力的なボーカリスト。
Giveon – Heartbreak Anniversary
Giveon – Lie Again
Dijon
LAを拠点にするシンガーソングライターDijon Duenas = Dijon (ディジョン)。
Abhi Rajuとのディオ、Abhi//Dijonとして2017年から活動しており、並行してソロとしても活動。
2017年『Stronger』を皮切りに、2021年にソロとしての初フルアルバム『Absolutely』をリリース。
Abhi//Dijonのミニマルで美麗なR&Bと、ジョニミッチェルとファイストに影響を受けたというフォーキーなサウンドがクロスオーバーした独自のオルタナティブR&Bです。
Dijon – The Dress
Dijon – Nico’s Red Truck
bLAck pARty
アーカンソー出身で現在ロサンゼルスを拠点とするシンガーソングライター、Malik Flintのステージネーム、bLAck pARty (ブラックパーティ)。
LAとARを大文字にしていることからもわかるように自身の出身地と拠点を大文字で様式化しています。
DJ、ビートメイク、エンジニアリング、レコーディングからギター、ベース、キーボードを独学で学んだ天才肌。
2011年にラップロックグループ、Flint Eastwoodを立ち上げ、2014年からソロへ転向を機にLAへと拠点を移しChildish Gambinoのグラミー受賞アルバム『Awaken』の制作に携わり、2016年EP『Mango』でソロデビュー。
自称『トロピカルファンク』と言われるR&B、ヒップホップ、サイケデリックソウルに南米のトロピカルトーンを加えたサウンドが持ち味。
bLAck pARty – Dancing
bLAck pARty – Soakin feat. Gwen Bunn
Sir
カリフォルニア州イングルウッド出身のシンガーソングライター、Sir Darryl Farrisのステージネーム、 Sir (サー)。
2010年代初めより活動を開始し、Ginuwine、Jill Scott、TyreseらR&Bシンガーへの楽曲提供からキャリアをスタート。
Kendrick Lamarらが所属するカリフォルニア最強レーベルTop Dawg Entertainmentより2015年アルバム『Seven Sundays』でデビュー。
レーベルメートでもあるKendrick Lamarをはじめ、Anderson .Paak、Knxwledge、ScHoolboy Q、Masegoら、LAのトップアーティストらとの親交も深く、アルバムでの共演、客演も多数こなす注目シンガー。
Hair Down feat. Kendrick Lamar
Satisfaction
Elujay
カリフォルニア州オークランド出身のマルチタレントなシンガーソングライター、プロデューサーの Elujay (エルジェイ)。
2016年自身のインディペンデントレーベル”One Time”を設立し活動を開始。
シカゴのラッパー、Sabaをフィーチャーした『Soul Food』でデビューし、2016年1stアルバム『Jentrify』をリリース。2022年1月にはアルバム『Circmvnt』をリリースしています。
R&B、ソウル、ジャズをベースに煌びやかで洗練されたセンス溢れるトラックを数多く輩出する今のオークランドを代表するオルタナティブR&Bアーティスト。
Elujay – Luvaroq feat. serpentwithfeet
Elujay – 1080p
Zacari
カリフォルニア州ベーカーズフィールド出身のシンガーソングライター、ラッパーのZacari Pacaldo = Zacari (ザカリ)。
LAの音楽学校時代に楽曲制作をはじめ、SNSやストリーミングで様々なセッションをしていく中で、自作曲『Lovely』がKendrick Lamarのグラミー受賞名作アルバム『DAMN』で採用されたことで一気にシーンの表舞台へと飛躍することに。
2019年にはデビューEPとなる『Run Wild Run Free』をリリース。哀愁のある繊細で美しい歌声が魅力のシンガー。
Kendrick Lamar – LOVE. feat. Zacari
Zacari – Don’t Trip
まとめ
カリフォルニア産オルタナティブR&B 6選でした。ケンドリック・ラマーら西海岸を代表する大物アーティストたちも注目する6人。ぜひアルバムもチェックしてみてください!