秋は甘みや旨味の詰まった食材のしっかりとした味わいを引き出すワインが美味しい季節ですね。そんなワインがおいしい季節に合わせて聴きたい コンテンポラリージャズ 11選です。
2021年~2022年にリリースされた作品のみで、爽快なグルーヴ感とスウィンギンなリズムの作品をセレクトしました。
どちらかというと白ワイン、シャンパンなどの発砲系、ビールにも合いそうなカラッとした作品たちです。
- 【2022】 ワインに合うスウィンギーな コンテンポラリージャズ 11選
- Julien Daïan Quintet – September Nine
- Alexander Claffy – Inner Glimpse
- Joe Coughlin – When Your Lover Has Gone
- European Quartet – Everybody
- Matthias Bublath – Vinci
- Jean-Pierre Como, Thomas Fonnesbæk, Niclas Campagnol – You and the Night and the Music
- Connie Han – The Gallû Pursuit
- Nikki Yanofsky – I Get A Kick Out Of You
- Mathieu Soucy – Lennie’s Changes (feat. Gentiane MG, Mike De Masi & Jacob Wutzke)
- The Modern Jazz Trio – Kma
- T.K. Blue – Eyes of the Elders (feat. James Weidman, Jeff “Tain” Watts & Lonnie Plaxico)
- まとめ
【2022】 ワインに合うスウィンギーな コンテンポラリージャズ 11選
Julien Daïan Quintet – September Nine
フランス・ジャズシーン注目のサックス奏者Julien Diaan(ジュリアン・ダイアン)の21年サードアルバム『Cut-Up』より。
ゴージャスなホーンセクションが魅力のクインテットで打ち出す爽快でノリの良いサウンドは、青い空の下から夜のバーやクラブで聴いても映えること間違いなし。
Alexander Claffy – Inner Glimpse
フィラデルフィア出身でNYで活動するベーシスト、Alexander Claffy(エレクサンダー・クラフィ)の22年アルバム『Good Spirits』より。
McCoy Tyner Quartetの”Inner Glimpse“をベースのドライブ感で引っ張っていくパッション&スピリッツなカバー。
Joe Coughlin – When Your Lover Has Gone
カナダのジャズ歴40年のベテランジャズボーカリスト、Joe Coughlin(ジョー・コフリン)の22年アルバム『Dedicated To You』より。
フランクシナトラら数々のカバーで演奏された、1931年Einar Aaron Swanのジャズスタンドナンバー”When Your Lover Has Gone”を存在感のあるボーカルで上品にカバー。
European Quartet – Everybody
日本のジャズピアニストのパイオニア、龝吉 敏子やスティーリー・ダン、ドナルド・フェーゲンらのサイドマンとしても活躍する現代テナーの雄、Walt Weiskopf(ウォルト・ワイスコフ)が、デンマークを拠点とする彼の作業ユニットであるヨーロピアン・カルテットで、デンマークの素晴らしいリズムセクションメンバーとフル・ジャズ・モードで演奏するヨーロピアン・モダンジャズ。
Matthias Bublath – Vinci
黒田卓也をソロイストとして全面フィーチャーしたビッグバンド作品も好評だったドイツミュンヘン出身でNYで活動するジャズピアニスト~オルガン奏者、Matthias Bublath(マティアス・バブラス)のトリオ形式の22年アルバム『Orange Sea』より。
ミュンヘン出身のドラマー、クリスチャン・トレナーとスロバキア出身のベーシスト、ピーター・クーデックとの伝統的なピアノトリオ形式による、リズミカルなユニゾンラインと深くスイングするグルーヴ、息の合ったハーモニーが味わえる珠玉の作品。
Jean-Pierre Como, Thomas Fonnesbæk, Niclas Campagnol – You and the Night and the Music
フランス出身の人気ピアニスト、Jean-Peierre Como(ジャン・ピエール・コモ)が、トマス・フォネスベクとニクラス・カンパニョールという北欧の人気ジャズメンと録音したピアノトリオ作品『My Day in Copenhagen』より。
こちらも伝統的ピアノトリオ形式による3人の息づかいが聞こえてきそうな絶妙なハーモニーが織りなすモダン・スウィンギンジャズ。
Connie Han – The Gallû Pursuit
LA出身の気鋭ジャズピアニスト。Connie Han(コニー・ハン)の22年アルバム『Secrets Of Inanna』より。エレガントで且つエネルギッシュなピアノを軸に賞賛を浴びてきたモダンな作曲法による、奥行きのあるユニークなサウンドスケープ。
Nikki Yanofsky – I Get A Kick Out Of You
カナダ、モントリオール出身の天才ジャズ・シンガー、 Nikki Yanofsky (ニッキー・ヤノフスキー)の22年スタンダードカバー・アルバム『Nikki By Starlight』より。
フランクシナトラ、エラフィッツジェラルド…最近ではトニーベネット&レディガガもカバーしたスタンダード「君にこそ心ときめく」をアップテンポでスウィンギーにカバー。スキャットも素晴らしい!
Mathieu Soucy – Lennie’s Changes (feat. Gentiane MG, Mike De Masi & Jacob Wutzke)
カナダ、モントリオール在住の注目の若手ギタリスト、Mathieu Soucy(マチュー・スーシー)のデビューアルバム『Recollecting』のオープニングカット。
Gentiane MG(p)、Mike De Masi(b)、Jacob Wutzke(Dr)のカナダ若手カルテットで挑む現代ビバップ。
The Modern Jazz Trio – Kma
有名なトランペット奏者Jens Wintherの息子であり、デンマーク若手No1の呼び声も高い気鋭ピアニスト、Carl Wintherによるトリオ、The Modern Jazz Trioの22年10/21リリースアルバム『Community Standards』より。
Johnny Aman(b)とAnders Mogensen(Dr)による安定感のあるトリオコンボに、ゲストのベテラン・テナーサックス奏者Rick Margitzaのサックスが冴えわたる。
T.K. Blue – Eyes of the Elders (feat. James Weidman, Jeff “Tain” Watts & Lonnie Plaxico)
NYのベテランサックス奏者T.K. Blueの21年アルバム『Eye of the Elders』からのタイトル作。
Stefon Harris(Vib)、James Weidman(p)、Jeff “Tain” Watts(Dr)、Lonnie Plaxico(b)によるNYの空気を感じるクインテット・ジャズ。
まとめ
【2022】 ワインに合うスウィンギーな コンテンポラリージャズ 11選コンテンポラリージャズ 11選でした。
気に入った曲があればぜひアルバムもチェックしてみてください!