イギリス、ウォルバーハンプトン出身のシンガーソングライター、DJ、プロデューサーの Tom Aspaul (トム・アスポール)。
セントラル・セント・マーチンズ芸術大学進学のためロンドンへ移住し、DJ活動やパブでバイトをしながら音楽業界の人脈を作り、イギリスのガールズグループSugar Babesのソングライティングスタッフに抜擢され、それをきっかけに、自作「Indiana」でOn Repeat Recordsと契約しデビュー。
自作の傍ら、精力的なDJ活動、そしてカイリー・ミノーグ、スネークヒップス、アルーナジョージ、アレックス・ニューウェル、ベッキー・ヒル、セレステなどUKのメジャーポップアーティストへの楽曲提供によってキャリアを積んでいきます。
自身の作品としては散発的にシングルと2016年EP『Left』のリリースがありましたが、2020年『Black Country Disco』でアルバムデビュー。
その『Black Country Disco』は80年代~90年代のUKエレクトロポップ、ディスコを基調にしたRoisin MurphyやJessie Wareなど最近のUKのトレンドでもあるリヴァイバル・ディスコポップをより明るいパーティーチューンに仕上げいます。
最近はEDMやUKガラージっぽいトラックを断続的にリリースしていて、2ndアルバムも間近なんじゃないかと思わせるTom Aspaulからご紹介します。
Tom Aspaul : レビュー
You’re My Karma
80年代に一世を風靡したシンガー、キム・ワイルドとのカップリングは、『Black Country Disco』のリミックス版『Black Country Discothèque』のW.M.での共演繋がり。
W.M. (feat. Kim Wilde) (Initial Talk Remix)
そのW.M.リミックス版は日本のクリエイターユニット、Initial Talkによる80年代フレイバー漂うトキメキチューン!
Let Them (It’s All Love)
予定されている2ndアルバムからの先行カット。90年代的なユーロディスコ/ハイエナジーサウンド。
レトロフューチャー・ディスコポップ、 Tom Aspaul (トム・アスポール)でした。オリジナルをよりダンサブルにしたリミックス版『Black Country Discothèque』もかなりおススメです。
2ndリリース前に押さえておきたいですね。