The Narcotix / ブルックリン発 西アフリカ・アートポップ

The Narcotix 洋楽ライフ
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ニューヨーク、ブルックリンを拠点にするマルチ奏者、コンポーザーのEsther Quansah(エスター・クワンサー)とBecky Foinchasベッキー・フォインチャス)の女性二人を中心としたアフリカン・アートロックバンド、The Narcotix (ザー・ナルコティックス)。

カメルーンとコートジボワール出身の両親を持つ二人は小学校の合唱クラスからの親友で、カトリックの合唱団の音楽家ら彼女らのルーツでもあるスークー、ハイライフなどを吸収し、大学在学時にシエラレオネ出身のギタリスト、アダム・トゥレイと出会いブルックリンで西アフリカ風のサイケフォークをコンセプトとしたバンドを結成。

その後、ベーシストのジェシー・ヒースリー、ドラマー、プロデューサーのマット・ベントと出会いThe Narcotixとして2021年デビューEP『Mommy Issue』をリリース。

神話のイメージや旧約聖書への言及をベースに象徴主義から世界を構築し美しいメロディーと現代音楽から西アフリカの伝統的なリズムをシンクロさせた幻想的なアフリカン・アートフォークを展開。

2024年3月にはファーストアルバムとなる『Dying』をリリース。

瞑想、秘教、シュールレアリズムといった精神世界とアバンギャルド・ポップミュージックやスークー、ハイライフミュージックを融合させた前作EPからアップデートされた個性的で魅力的な作品になっています。

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The Narcotix : レビュー

Dying』より、アダム・トゥレイのギター、ストリングス、二人のコーラスが複雑に絡み合いながら高揚していくアバンギャルド・アートポップ

 

Mommy Issue』より、リバーブとレイヤードされたボーカル、シンセ、西アフリカ的なリズム・ギターをポップかつオーガニックテイストに仕上げた作品。

 

彼らの世界観が伝わるライヴセッション。

 

ブルックリン発の西アフリカ・アートポップ、The Narcotix (ザー・ナルコティックス)。

西アフリカ音楽をベースにエクスペリメンタルでアバンギャルドな世界観と楽曲を、二人のポリリズミックなコーラスが中和する個性的で魅力に満ちたバンドです。