ニューヨーク、ブルックリンを拠点に3人の女性ボーカリストがフロントを務めるバンド、 Say She She (セシシ)。
ロンドン出身のインド系シンガーPiya Malikと、NY出身の白人シンガーSabrina Mileo Cunninghamが同じアパートに住んでいて意気投合したそうで、友人でもあったNYのソウル・R&Bバンド、79.5の元メンバーである黒人シンガーNya Gazelle Brownを誘いグループを結成。
カラフルな三人組にThe FrightnrsやTwin Shadowなどで活躍する以下のプレイヤーにより構成されています。
Bass / Preet Patel
Drums / Ben Borchers 、Andy Bauer
Guitar / Matty McDermott
Keys & Flute / Mike Sarason
バンドの名前の由来はナイルロジャースのCHIC(Le Freakの歌詞”C’est chic chic”かな?)からつけられているようで、サウンド志向も70年代~80年代ディスコ、サイケデリック、ファンクポップに、3人のハーモニーでパッケージされています。
先行となるシングル『Forget Me Not』はNYの夜の街を三人が駆け巡るMVに70年代サイケデリックソウルにTom Tom Clubのようなポストパンク、それとGhost Funk OrchestraやKhruangbinのような最近のファズファンクもイメージさせるサウンドと、3人のコーラスの絡み合いが独特のエキセントリックさを醸し出していて一度聴いたら忘れられないサウンドです!これは面白い!
そして待望のデビューアルバム『Prism』が2022年10月7日リリース!
Say She She : レビュー
Say She She – Forget Me Not
デビューシングルはKhruangbin系のサイケなファズファンクにB52’sのような風変わりなニューウェーヴのエッセンスが散りばめられた傑作。
Say She She – Prism
アルバムタイトルカット。カナダのディスコバンドThe Spandettesを思い出させる(女性ボーカル3人組というところも)70年代フリーソウルの空気感が漂う作品。
ブルックリンベースのサイケディスコバンド、Say She She (セシシ)でした。
アルバムは70年代~80年代ディスコ、サイケデリック、ファンクポップがカレイドスコープのようにクルクルと展開する楽しさ満載の内容です。ぜひチェックしてみてください!