アリゾナ出身でLAやナッシュビルを拠点に活動するアコースティックR&B、フォークシンガーソングライター、 Joy Oladokun (ジョイ・オラドクン)。
10歳のときにギターを弾き始め、トレイシー・チャップマン、ローリン・ヒル、ボブ・マーリーなどの影響を受け曲を作り始めるも、大学までは特に音楽でのキャリアを考えていなかったが友人の勧めもあり音楽活動に専念。
ロサンゼルスに移住し、当初はバックヴォーカリストとしてギグをこなしながら自分の技術を磨き、2015年4月にソロのアコースティックEP『Cathedrals』をリリース。
同年末にはフルレングスのアルバムを録音するための資金を調達するためのクラウドファンディング・キャンペーンを立ち上げ予算3万ドル以上を集め、フルバンドのバッキングをフィーチャーした『Carry』を2016年4月にリリース。
内相的で感情的なパワフルな楽曲に満ちたこのアルバムは、ストリーミングを中心に人気を獲得しアメリカ、イギリスでのツアーを敢行。
2020年にはフルアルバム『In Defense of My Own Happiness (The Beginnings)』がリリースされ、メジャーレーベル、ユニバーサル傘下のRepublic Recordsとの契約に結び付き、2021年の『In Defense of My Own Happiness(complete)』でメジャーデビューを果たします。
宗教、クイア、人種、メンタルヘルスといった身近な問題を、繊細な感性で現代フォーク、R&B、ポップを網羅した雄大な音楽と融合させ深みのある感情豊かに表現する、新世代フォークミュージック期待の新星。
2023年4月23日にはメジャー2ndアルバムとなる『Proof Of Life』がリリースされます。
Joy Oladokun : レビュー
Changes
『Proof Of Life』からの先行ファースト。アコースティック ギター、サックス、穏やかにかき鳴らされるドラムビートがアクセントになっている雄大なカントリーフォーク。
look up
『In Defense of My Own Happiness (The Beginnings)』より、表現力豊かなボーカルと明るく未来を見定めるような楽曲とサビのフックが印象的。
Aly & AJ · Joy Oladokun – Way of Nature Way of Grace
LAのアメリカンポップ姉妹デュオ、Aly & AJの2023年3月リリースアルバム『With Love Form』から、Joy Oladokunとのコラボ作。美しく爽やかなコーラスとギターの音色に心洗われる作品。
Tiny Desk (Home) Concert
“if you got a problem“、故Mac Millerに捧げる”Taking the Heat“、”i see america“、”sunday“のセットリスト。悲しみ、政治、アメリカでの生活というテーマを自分の弱さにしっかりと立ち向かい語りかける、彼女の魅力が存分に楽しめる4曲。
新世代フォークミュージック期待の新星、Joy Oladokun (ジョイ・オラドクン)でした。
表現豊かで穏やかなサウンドに包まれた非常に魅力的なフォークシンガーですね。