Jazmine Sullivan / しなやかに舞い降りるソウルディーバ

Jazmine Sullivan R&B
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フィラデルフィア出身のR&Bシンガー、 Jazmine Sullivan (ジャズミン・サリヴァン)。

母親は地元のレーベル、フィラデルフィア・インターナショナル・レコードの元バックアップ・シンガーで、70年代にはハロルド・メルビン&ザ・ブルー・ノーツ、オージェイズ、パティ・ラベルなどの名プレイヤーと仕事をしており、そのような環境の中でジャズ、ゴスペル、ソウルを親しみながら育ち、2002年15歳時にJIVEレコードと契約。

しかしJIVEではレコードリリースすることなく契約終了。2007年R&Bデュオ、Kindred the Family Soulの”I Am“でヴォーカルフィーチャーされたのをきっかけにミッシー・エリオットに見出され、Sony BMGレコードより2008年『Fearless』でデビュー。

そのアルバムから自身がソングライティングしたシングル”Need U Bad“がビルボードR&B1位のヒットを記録しその年のグラミーに7部門にノミネートされ一気にブレイク。

ローリンヒル、エイミーワインハウス、メアリーJ.ブライジ、アリシアキーズなどと比較されるボーカルをレゲエ、ジャズなどのエッセンスを交えたR&Bに融合させて批評家からも絶賛されました。

その後も2枚のアルバムをRCAよりリリースしており、2010年アルバム『Love Me Back』リリース後、活動休止を発表していましたが、2015年アルバム『Reality Show』をリリース。ビルボードR&B /ヒップホップアルバムチャートで2位を獲得し見事復活しグラミーでも3部門にノミネート。

このアルバムは個人的にも非常に好きなアルバムでしたね。

ちなみに今まで都合12回のグラミーノミネートをされていますが、未だウィナーには輝いておらず受賞せずに最もグラミー賞にノミネートされたアーティストの1人という微妙な記録の持ち主でもあります。

そして2021年1月8日にAri LennoxAnderson .PaakH.E.R.もゲスト参加した6年ぶりの4thアルバム『Heaux Tales』がリリースされ早くも全米R&Bアルバムチャート1位になっています。

先日(現地2021年2月7日)のNFLスーパーボウルLVのオープニングショウではH.E.Rの『America The Beautiful』に続き行われたカントリーシンガーEric Churchとのカップリングによるアメリカ国歌斉唱も話題となり、益々注目度が上がっているJazmine Sullivanをレビューしていきます。

そして祝!2022年グラミー賞”最優秀R&Bパフォーマンス”受賞!

2023年グラミーにも”Hurt Me So Good“、Adam Blackstoneによるセロニアス・モンクのリメイク、”Round Midnight“でのフィーチャーリングボーカリストとしてノミネートされています。

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Jazmine Sullivan : レビュー

まずはNFLスーパーボウルの世界中で生放送された国歌斉唱の模様。

 

2023年グラミー、ベストR&Bノミネート作品。ジャジーなピアノのメロディーと絡むパーカッシブビートに情熱的かつ軽快に乗りこなすさすがのボーカルワーク。

 

2023年グラミー、ベスト・トラディショナルR&Bパフォーマンス賞ノミネート作。原曲は1993年にグラミー賞の殿堂入りを果たしているジャズスタンダード。プロデュースはThe RootsのJames Poyser

 

Pick Up Your Feelings

アルバム『Heaux Tales』より。先行カットのPick Up Your Feelingsのアコースティックバージョンはジルスコットやメアリー.Jブライジを想起させるような伸びやかなボーカルとゴージャスなコーラスが聴き応え満点。

 

Girl Like Me feat. H.E.R.

レーベルメイトでもあるのH.E.R.とのコラボレーションによる息の合った姉妹のようなアコースティックソウル。H.E.R.のギターがイイですね。

 

Price Tags feat. Anderson .Paak

こちらはアンダーソン・パークを迎えたアーバンミディアムチューン。

 

Let It Burn

アルバム『Reality Show』からの人気曲。Babyface率いるR&Bトリオグループ、After 7Ready or Not』のメロディを使ったコンテンポラリーR&Bの名曲。

このライヴバージョンも雰囲気抜群。80年代~90年代R&B好き必見です。

 

Need U Bad

レゲエ調のトラックを軽やかに乗りこなすミッシーエリオットプロデュースによるデビューアルバムからの代表作。

 

Tiny Desk (Home) Concert

Bodies (Intro) The Other SideLost OneLet It BurnGirl Like Me (featuring H.E.R.)と新旧名曲をソウルフルに聴かせてくれます。

 

まとめ

しなやかに舞い降りるソウルディーバ、Jazmine Sullivan(ジャズミン・サリヴァン)でした。

アルバム間のインターバルをものともせず、しなやかにシーンに舞い降りてきてサクッとチャート上位と各メディアから称賛を獲得するところがニクいですね。

2021年3月に開催される全米黒人地位向上協会(NAACP)によるイメージアワード(最優秀女性アーティスト賞)にH.E.RBeyonceLedisiAlicia Keysらとともにノミネートされていて、先のスーパーボウルに続くイベント目白押しで2021年の大きな活躍が注目されます。