Genevieve Artadi / LAビートポップの才女

Genevieve Artadi Pop
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ロサンゼルスを拠点に活動するシンガー、ソングライター、プロデューサーの Genevieve Artadi (ジェネヴィーヴ・アルターディ)。

両親はポップミュージシャンで、学生時代はクラシックピアノを習い、後にジャズ研究で大学の学士号を取得。

プロデューサーのAdam WeissmanとギタリストのAnthony Cavaと共に2000年代前半にインディー・エレクトロニック・トリオPollynを結成し音楽活動を本格的に開始。

2003年のEP『Songs for Sale』でデビューし3枚のアルバムをリリース。

その後LAのレフトフィールド・ポップミュージシャンLouis Coleと出会いデュオプロジェクトKNOWERを結成。

ブリトニー・スピアーズやジャスティン・ビーバーの楽曲をカバーしたビデオで注目を集め、2010年10月にデビューアルバム『Louis Cole and Genevieve Artadi』をリリース。ポップ、ジャズ、ファンク、ドラムンベースをミックスしたこのアルバムは、2013年の『Let Go』など、ダブステップやEDMの影響を取り入れた、緻密で複雑なマキシマリズム・ポップとして高い完成度を誇り高い評価を獲得。

Snarky Puppy、Jacob Collier、Thundercatといったアーティストたちとのレコーディングやパフォーマンスを行い、コラボレーターとしても注目を集め2015年に『Genevieve Lalala』というソロミックステープをリリース。

KNOWERと並行しソロ活動も本格化していき、2020年にLouis Coleと同じフライング・ロータスが主宰するレーベル、Brainfeederより『Dizzy Strange Summer』をリリース。ボーカル・ジャズ、ドリーム・ポップ、ダンス・ミュージックをミックスした内省的なソロ・プロジェクトで自由な創造性を発揮。

2023年3月にはルイス・コール(ドラム)、ダニエル・サンシャイン(ドラム)、ペドロ・マルチンス(ギター)、チキータ・マジック(シンセベース)、クリス・フィッシュマン(ピアノ)らがバックで参加するソロ第二弾『Forever Forever』をリリースしています。

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Genevieve Artadi : レビュー

Forever Forever』より、DOMi & JD Beckを思わせるような高速ロールドラムと浮遊するメロディ&ボーカルのフューチャージャズ。

 

80年代グラムメタルっぽいMVもイイ、ジャズをベースにオルタナポップをエッジに取り入れたアヴァン・ポップ。

 

ルイス・コールのドラムといいペドロ・マルチンスのギターといい、バックが主張しつつ主役のボーカルとの調和が絶妙なバランス感。

 

前作『Dizzy Strange Summer』より、こちらもルイスコールのドラムとサックス奏者のデヴィッド・ビニーのアツいプレイが吹き荒れるエッジの効いたLAビッグビートポップ。

 

この曲もカッコいいですね。BrainfeederっぽいLAビート系です。

 

スナーキー・パピーとの(KONOWER)コラボレーション!

 

LAビートポップの才女 Genevieve Artadi (ジェネヴィーヴ・アルターディ)でした。

Forever Forever』は前作を踏襲しながらバックミュージシャンのタイトな演奏との調和の取れた洗練されたLAビート派生のアヴァンポップといったところです。おススメ。