イギリスのフォーク・ポップシンガーソングライター、 Gabrielle Aplin (ガブリエル・アプリン)。
ストーンヘンジで有名なイギリスのウィルトシャーの小さな村サットン・ベンガーで育ち、11歳のときにギターとピアノを習い始め、ほどなくしてソングライティングを開始。
10代にして自身のレーベルNever Fade Recordsを設立し、2010年、17歳の時に『Acoustic EP』でデビュー。
Bon Iver、Bob Dylan、Katy Perryといったアーティストの多様なカバーバージョンを集めた自身のYouTubeチャンネルとともに人気を博し2011年『Never Fade』、2012年『Home』を続けてリリース。
2012年にイギリスの百貨店チェーンJohn LewisのホリデーシーズンCMにFrankie Goes To Hollywoodの”The Power Of Love“をアコースティックにカバーした曲が採用され全英ポップチャート1位に輝きブレイクスルー。
誠実で真っすぐなソングライティングに素朴で奥深い独自のフォーク・サウンドを確立し、3枚のアルバムやイギリス国内のみならず日本をはじめとした世界ツアーによってこの10年のキャリアで大きく成長を果たしています。
近年はより爽やかでポップな路線も見せており、2023年1月6日にリリースされた4thアルバム、『Phosphorescent』も、そんな今の彼女の魅力がふんだんに詰まった作品となっています。
Gabrielle Aplin : レビュー
Anyway
『Phosphorescent』より、90年代のオルタナポップに影響を受けたような軽快なポップ バラード。
Good Enough
彼女らしいというのか、真っすぐで無垢な感情がスッと心に染み入る心地よさを味わえる曲。
Losing Me
2020年アルバム『Dear Happy』からの人気曲。 マンチェスターのネオソウルシンガー、JP Cooperとのコラボ作は美しいハーモニーと甘いメロディによる秀逸フォークポップ。
The Power of Love
全英1位に輝いたシンプルなピアノカバー。
原曲
ピュアで奥深いイングリッシュ・フォークポップ、 Gabrielle Aplin (ガブリエル・アプリン)でした。
4thアルバム、『Phosphorescent』はまださらっとしか聴けてませんが、バラエティに富んだ様々な切り口のフォークポップを展開していて、かなり長く飽きずに聴けるんじゃないかと思っています。おススメです。